口車とは、相手を巧みに言いくるめたり、騙したりするために用いる、口先だけの甘言や巧みな弁舌のことを指す。その言葉に乗せられてしまうことを「口車に乗る」と表現する。
祭礼の際に飾り付けを施し、人々が引いて練り歩く車を指す。華やかな装飾が特徴で、地域によっては「だんじり」や「やま」とも呼ばれる。夏の表記として「花車」と書くこともある。
外国で製造され、日本国内に輸入された自動車を指す。特に欧米諸国のメーカーによる乗用車を指すことが多い。
矢車とは、鯉のぼりの竿の先端に取り付けられる飾りで、中心の軸から放射状に矢羽根を模した部品を伸ばしたものである。風を受けて回転する様子が特徴で、端午の節句の風物詩として知られる。また、矢を立てて保管するための台を指すこともある。
線路の上を走行するために連結された鉄道車両の編成を指す。通常は機関車が客車や貨車を牽引する形態をとり、旅客や貨物の輸送に用いられる。
蒸気機関車が牽引し、線路の上を走行する列車の総称であり、客車や貨車などを連結して運行される。
オオバコ科の多年草で、道端などに自生する。葉は大きな卵形で根元から生え、夏には白い小花を穂状につける。葉や種子は薬用とされる。漢名の「車前」は、牛馬や車の通る道端に生えることに由来する。別表記として「大葉子」とも書く。
車検とは、道路運送車両法に基づいて義務付けられている自動車の定期検査を指し、車両の保安基準への適合性を確認するための制度である。
車両の車輪の中心を通り、車輪を支えて回転させるための棒状の部品を指す。また、大雨が激しく降り、車軸が水に流されるかのような様子を「車軸を流す」と表現する。
車力とは、荷車を用いて貨物を運搬する職業に従事する者を指す。また、その職業で使用される荷車そのものも意味する。
車両とは、人や荷物を運ぶための自動車や列車、電車など、広く陸上の輸送機器を指す総称である。特に鉄道関係では「車輛」と表記されることもある。
肩車とは、相手を自分の肩の上にまたがらせて持ち上げる行為を指す。子供が親にせがむような遊びとして親しまれるほか、柔道においては低い姿勢から相手を肩に担ぎ上げて投げる技の名称ともなる。
前方を走行する自動車を指す。また、既に通過した車両を意味することもある。
将棋において縦横の方向に任意のマスへ移動できる駒。成ると竜王となり、これに加えて斜め方向にも一マスずつ動くことができる。
将棋における駒の一つで、前方に限り何マスでも進むことができる。槍に例えられることもあり、香子とも呼ばれる。
馬車とは、馬に引かせて人や荷物を運ぶための車両を指す。幌を備えたものや、荷台を開放したものなど様々な形態があり、かつては主要な交通・運搬手段として広く用いられた。
箱の前部に車輪を取り付けた一輪車で、後方の柄を押して土砂や資材を運搬する道具を指す。主に土木作業や農業などで使用される。
貨物を輸送するために用いられる鉄道車両の総称であり、一般旅客を乗せる客車とは区別される。コンテナを積載するコンテナ車、液体や気体を運ぶタンク車、石炭や鉱石などを積む無蓋車など、積荷の種類に応じて多様な形態がある。
はずみ車とは、機械の回転軸に取り付けられる重い車輪のことで、回転運動の慣性を利用して軸の回転速度を平滑化し、変動を抑える役割を果たします。フライホイールとも呼ばれ、「弾み車」と表記されることもあります。
戦車とは、強固な装甲で覆われ、無限軌道(キャタピラ)を用いて不整地を走行し、主に火砲や機関銃などの武装を備えた軍用の装甲戦闘車両を指す。
祭礼の際に飾り付けを施し、人々が引いて練り歩く車を指す。主に関西地方で用いられる呼称であり、地域によっては「だし」や「やま」とも言う。「檀尻」や「山車」の表記も見られる。
滑車とは、円盤の外周に設けた溝にロープやベルトを掛けて回転させる仕組みであり、力を伝達する方向を変えたり、必要な力を軽減したりする際に用いられる。特に重量物の引き上げや移動を容易にする道具として、建築や荷役の場面で活用される。
横車とは、道理に合わないことを無理に押し通す行為を指す。本来縦に進めるべき車を無理やり横に押す様子に由来し、強引な手段で自己の主張を通そうとする態度を表す。また、武道において棒や薙刀などを横に振り回す技の名称としても用いられる。
牛車は、牛に引かせて人を乗せる車のことで、主に平安時代の貴族が用いた乗り物である。
車駕とは、車輪を備えた乗り物全般を指す語である。特に、天子が行幸の際に用いる御車を意味し、転じて天子そのものを指す尊称としても用いられる。
車輪が通った後に地面に残る溝状の跡を指す。特にぬかるみや雪道などに深く刻まれることが多い。
車両を指す言葉で、特に鉄道や道路を走る交通機関の車を総称する場合に用いられる。
遺体を納めた棺を運搬するための自動車で、「霊柩車」の略称として用いられる。葬儀の際に霊柩を墓地や火葬場まで移送する役割を担う。
鈿車とは、鮑貝や蝶貝などの素材を用いて螺鈿細工を施し、装飾を凝らした車のことを指す。
輔車とは、互いに助け合い、離れがたい密接な関係を指す。その由来は、頰骨と下顎の骨が互いに支え合う構造から、あるいは車輪を支える添木と車との関係からとも言われる。
輦車は、古代中国において天子や皇后などが乗った人力車を指す語で、「てぐるま」とも読む。特に宮廷内での移動に用いられ、威厳を示す乗り物であった。
人が引いて走る二輪の乗り物で、主に近距離の旅客輸送に用いられた。明治から大正時代にかけて広く普及した交通手段である。
大八車とは、木製の大型の二輪荷車を指す。その名は、八人分の仕事を一人でこなせるほどの運搬能力に由来するとされ、「代八車」と表記されることもある。主に重量のある貨物の輸送に用いられた。
歌舞伎における女形の役柄の一つで、年増や老女など中年以降の女性役を指す。また、その役を専門に演じる役者を意味する。表記は「華車方」と書くこともある。
花電車とは、祝賀や記念行事などの際に、花や豆電球などで装飾を施して特別に運行される市街電車を指す。
竜骨車は、水を汲み上げて田畑に注ぐための揚水機である。中国から伝来し、江戸時代前期に近畿地方を中心に広く普及した。その名称は、装置の骨組みの形状が竜の背骨に似ていることに由来する。
幌馬車とは、幌と呼ばれる布製の覆いを取り付けた馬車のことで、乗客や荷物を雨や日光から保護する役割を果たす。
霊柩車とは、故人の遺体を納めた棺を載せて葬儀場や火葬場などへ運搬するための自動車を指す。
「驥服塩車」とは、優れた能力を持つ者が低い地位や不適切な環境に置かれ、その才能を十分に発揮できない状況を表す故事成語である。千里を走る名馬(驥)が、塩を運ぶ重い荷車(塩車)を引かされるという故事に由来し、人材の不遇や不適切な配置を嘆く際に用いられる。
「快犢破車」とは、若くて元気な牛が車を壊すように、才能がありながらも未熟で軽率な行動によって、かえって物事を台無しにしてしまうことを意味する故事成語である。『晋書』の故事に由来し、将来を期待される若者がその勢い余って失敗を招く様子を喩えている。
輔車相依とは、頬骨と下あごの骨が互いに支え合うように、二つのものが密接に依存し合って離れられない関係にあることを表す四字熟語である。利害を共にする双方が互いに助け合い、一方が欠ければ他方も成り立たないような緊密な結びつきを意味する。
輔車唇歯は、互いに密接に依存し合う関係を表す四字熟語である。輔(ほ)は頬骨、車(しゃ)は歯茎を指し、唇と歯が互いに支え合うように、一方が欠ければ他方も成り立たない緊密な結びつきを意味する。主に国家や集団間の相互依存関係を喩える際に用いられる。
覆車之戒とは、前に通った車が転覆したことを戒めとして、先人の失敗から教訓を得ることを意味する四字熟語である。『漢書』賈誼伝に由来し、過去の過ちを他山の石とし、自らの行いを慎むべきことを示唆している。
杯水車薪とは、わずか一杯の水で車一台分の燃えさかる薪を消そうとするように、努力や援助が極めて微力で、事態の解決に全く役に立たないことのたとえである。『孟子』に由来する四字熟語で、焼け石に水のような無駄な行為や、はなはだしい力不足の状況を指す。