基本情報
意味
わだち、車輪の跡、道
読み方
音読み
訓読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
車両の車輪が通った後に残る線状の跡。特に道路や土の上に見られる溝状の痕跡を指す。
2
物事が通過した後に残る痕跡や影響。過去の経験や行為の結果として残るものを比喩的に表す。
3
過去の事例や経験に基づく行動の指針となるもの。先例や前例を意味する。
4
進むべき方向や道筋。物事の進行方向や流れを表す。
熟語
軌轍とは、車輪が通った後に残るわだちのことであり、そこから転じて、過去の事象や人物が残した足跡や経歴を指す。また、確立された規範や法則、あるいは後世に範とすべき手本という意味も持つ。
覆轍とは、過去に失敗した前例のことを指し、それが後に続く者にとっての教訓となるものをいう。これは『荀子』に由来する表現で、前に進んだ車がひっくり返りそのわだちを残す様子から、同じ過ちを繰り返さないための戒めとして用いられる。
改弦易轍とは、弦楽器の弦を取り替え、車の通ったわだち(轍)を改めることを意味し、従来の方針や方法、態度などを根本から見直して新たな方向へと転換することを喩えた四字熟語である。
途方途轍とは、物事の道理や筋道がまったく見当もつかないこと、あるいは手段や方法が尽きてどうしようもない状態を指す。途方もなく道理に外れている様子や、行き詰まって打開策のない状況を表す四字熟語である。