年齢を表す語で、主に人の生きてきた年数を指す。漢字の「歯」は年数を数える意を含み、古くから年齢に関連する語として用いられてきた。
臼歯とは、哺乳類の口腔内において奥に位置する歯を指し、その形状が臼に似ていることからこの名が付けられた。主に食物をすり潰す機能を担い、上下顎の後方に配列されている。俗に奥歯とも呼ばれ、咀嚼において重要な役割を果たす。
虫歯や歯周病などで保存が困難となった歯、あるいは矯正治療などで不要となった歯を歯科医療において取り除く処置を指す。
尚歯とは、年長者を敬い大切に扱うことを指す。この語は「歯」が年齢を表すことに由来し、特に高齢者に対する敬意と尊重の念を意味する。
知歯とは、口腔内の最も奥に位置する第三大臼歯の通称であり、親知らずとも呼ばれる。智歯とも表記される。
歯の根元を覆う粘膜組織で、歯槽骨を保護し歯を支える役割を果たす。歯肉とも呼ばれる。
歯牙とは、歯と牙を指す言葉であり、広く歯全般を意味する。また、口先や言葉、議論の喩えとしても用いられ、例えば「歯牙にもかけない」とは取るに足らないものとして問題にしないことを表す。
歯序とは、年齢の長幼によって定められる順序を指し、特に集団内での席次や序列を決める際の基準として用いられる。
歯の表面に付着した歯垢が、唾液に含まれるミネラル成分と結合して石灰化し、硬くなった沈着物を指す。
朴歯とは、朴の木を用いて作られた下駄の歯のことであり、またそのような歯を取り付けた下駄そのものを指すこともある。
白く美しい歯を指す。転じて、そのような美しい歯を持つ人、特に美人を表すこともある。
歯の根元を覆う粘膜組織を指し、歯槽骨を保護する役割を担う。歯茎と同義である。
歯の表面に付着する汚れの一種で、主に食物残渣を栄養源とする微生物の集まりから成る。放置すると虫歯や歯周病の原因となり、石灰化して歯石へと変化する性質を持つ。
歯朶は、維管束を持つ植物の一群を指し、胞子によって繁殖する。葉は通常、複葉で、若い時は巻いていることが多い。森林の湿った場所などに自生し、観葉植物としても親しまれている。
明眸皓歯は、澄み切った輝く瞳と真白に冴えわたる歯を意味する四字熟語で、特に目元と口元の美しさが際立つ女性の容姿を形容する際に用いられる。中国唐代の詩人杜甫が「哀江頭」において楊貴妃の美貌を追想して詠んだ表現に由来し、清らかで華やかな美しさを象徴する語として定着している。
曼理皓歯とは、肌理が細かく美しい肌と、真っ白に輝く歯を意味する四字熟語で、主に女性の容姿の美しさを称える表現として用いられる。
輔車唇歯とは、互いに密接に依存し合う関係を指す。輔(ほ)は頬骨、車(しゃ)は歯茎を意味し、唇と歯が互いに支え合うように、一方が欠ければ他方も成り立たない緊密な結びつきを表す。主に国家や集団間の相互依存関係を喩える際に用いられる。
「亡脣寒歯」は、唇が失われれば歯が寒さにさらされるという意味から、互いに密接な関係にあるものが一方を失えば他方も危険にさらされるという喩えを表す四字熟語である。『春秋左氏伝』に典拠を持ち、利害を共にする者が互いに助け合うことの重要性を示す。
「切歯腐心」とは、歯を食いしばり、心が腐るほどに悔しがる様子を表す四字熟語で、強い憤りや無念さを抱く心情を指します。『史記』「刺客・荊軻伝」に由来し、深い恨みや悔しさを内に秘めながら耐える様を言い表しています。
切歯咬牙とは、歯を食いしばり悔しさや怒りをこらえる様子を表す四字熟語で、強い憤りや無念の情を内に秘めている状態を指します。『水滸全伝』にも見られる表現です。
「脣亡歯寒」は、互いに依存し合う関係にあるものが、一方が滅びれば他方も危険にさらされるという喩えである。春秋左氏伝に由来し、隣国同士が緊密な関係にあることを、唇が失われれば歯が寒さにさらされることに例えた故事成語である。