十両は相撲の力士の階級の一つで、幕内の最下位に位置し、幕下の上位に当たる。この名称は、江戸時代にこの階級の力士に支給されていた年間の給金が十両であったことに由来する。
ヤブコウジ科の常緑小低木で、暖かい地域の山林に自生する。夏に小さな白い花を咲かせ、後に赤くて丸い実をつける。冬に実るその美しさは、同様に赤い実をつけるセンリョウをしのぐとされる。
「両人」は二人の人間を指す語で、「ふたり」と読む。漢字表記としては「二人」とも書かれ、また「りょうにん」と読む場合もある。
両下(まや)とは、屋根を前後二方向に葺き下ろした建築様式の家を指す。切妻造りに同じく、表記は「真屋」とも書かれる。
ある種類の貨幣を同等の価値を持つ別の種類の貨幣に交換すること。また、物品をそれと同等の価値の金銭に換えることも指す。
「両次」とは、第一回と第二回、すなわち二度にわたることを指す語である。特に、歴史上の大きな出来事が繰り返し起こった場合に用いられ、二度の世界大戦を指して「両次の世界大戦」などと表現する。
両性とは、男性と女性という二つの性別を指す。また、異なる二つの性質や特徴を併せ持つことを意味する場合もある。
物を二つに切り分けることを意味し、特に刀などで一気に切断する様子を表す。
二つの事柄が互いに妨げることなく同時に成り立つこと。また、その状態を保つこと。
武士が腰に差す大小二本の刀、すなわち太刀と脇差しを指す。また、両手に大小の刀を持って戦う剣法、あるいはそのような技量を持つ者を「両刀遣い」と称することから、これを略した用法もある。
「両両」は、二つの物事や人物を指して、その双方を強調する表現である。互いに影響し合い、補完し合う関係にある場合に用いられ、例えば「両両相俟って」という形で、両方が作用し合って結果を生む様子を表す。
両隣とは、あるものや場所を挟んで左右両側に位置する隣接したものを指す。特に住宅や土地において、右側と左側の両方の隣家を意味し、「向こう三軒両隣」といった慣用表現でも用いられる。
両前とは、洋服の上衣やコートにおいて、前身頃を深く重ね合わせ、左右に二列のボタンを取り付けた仕立て方を指す。ダブルブレストとも呼ばれ、片前と対照される形式である。
二人の英雄、あるいは優れた人物を指す。互いに優れた能力や実力を持つ二人の人物が並び立つ様子を表し、時に「両虎」と同様に対立や競争の関係にあることを暗示する場合もある。
物の表と裏の両方を指す。また、表向きと内面の態度が大きく異なる二心のある様子を表すこともある。「二面」と書く場合もある。
脊椎動物の一綱で、幼生期は水中で鰓呼吸を行い、成体になると肺呼吸によって陸上生活も営むことができる生物群を指す。カエルやイモリなどがこれに属し、生活史の中で水中と陸上の両環境を利用する特徴を持つ。
一刀両断とは、刀で一太刀のもとに物を真っ二つに切ることを指す。そこから転じて、物事を躊躇することなく、断固として迅速に処理したり決断したりする様子を表す。
一挙両失とは、一つの行動を起こした結果、それに関連する二つの事柄が同時に損なわれることを意味する四字熟語である。一つの行為によって、意図せず他の事態までも悪化させ、二重の損失を招く様を表す。
両鳳連飛とは、二羽の鳳凰が翼を連ねて並んで飛ぶ姿を表す四字熟語であり、特に兄弟が共に優れた才能を発揮し、ともに栄達することを喩える。この表現は『北史』の「崔仲文伝」に由来する。
両刃の剣とは、一方では有利な点があるが、他方では危険や不利な点も伴う物事や状況を指す。もとは両側に刃のある剣を意味し、敵を傷つけると同時に自分をも傷つけかねないことから、善悪両面の結果をもたらす可能性のある事柄の比喩として用いられる。
麦穂両岐は、麦の穂が二股に分かれて実る様子を表す四字熟語である。これは豊作の吉兆とされ、『後漢書』「張堪伝」に由来する故事に基づく表現である。
忠孝両全とは、君主に対する忠義と親に対する孝行という二つの道徳をともに完璧に果たすことを意味する四字熟語である。中国唐代の詩人李商隠の文章に典拠が見られる。
進むことも退くこともともに困難な状況に置かれ、どのような選択をしても解決策が見出せない状態を指す。前進と後退のいずれの道も閉ざされているような窮地に陥り、身動きが取れなくなる様を表す。