基本情報
意味
たきぎ、まき、燃料にする木
読み方
音読み
訓読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
火を焚くために用いる木の枝や幹のこと。
2
特に、焚き火や暖房、料理のために使う小さな木材。
3
燃料にするための木全般を指し、通常は乾燥したものが効率よく燃焼する。
熟語
御薪(みかまぎ)とは、律令時代に正月十五日に百官が位階に応じて朝廷に献上した薪、あるいはその儀式を指す。また、社寺に奉納する薪や、社寺で焚く薪のこともいう。さらに江戸時代には、武家において正月十五日に門の両側の柱に飾った薪をも意味する。
薪能とは、夜間に薪を焚く火明かりを頼りに野外で行われる能のことで、特に夏の風物詩として知られる。その起源は神仏への奉納芸能にあり、例えば奈良の興福寺などで行われるものは、かがり火のなかで演じられる神事能の性格を強く持っている。
抱薪救火は、害を取り除こうとしてかえってその害を大きくしてしまう愚かな行為の喩えである。火を消そうと薪を抱えて火元に近づけば、火勢を増すだけであることから。『淮南子』に由来する四字熟語で、「薪を抱きて火を救う」と訓読する。
米珠薪桂とは、米が真珠のように高価で、薪が桂の木のように貴重であることを意味し、物価が非常に高騰している様子を表す四字熟語である。戦国時代の楚の国の故事に由来し、生活必需品の価格が異常に高く、生活が非常に苦しい状況を喩える。
「負薪之憂」は、自身の病気をへりくだって言う表現である。由来は『礼記』曲礼篇に見え、薪を背負う労苦からくる疲れによって病むこと、あるいは病のために薪を背負うことができなくなることを指す。転じて、身分の低い者の病気や、自身の病気を謙遜していう語として用いられる。