嘘や偽りがなく、素直で正しい様子を指す。また、遠回しな表現を用いずに本心を述べる際の前置きとしても用いられる。
安直とは、物事を簡単に済ませようとする様子を指し、手間や費用をかけずに容易に実現できるさまを表す。方法や手段が簡便で、深く考えずに済む場合にも用いられる。
当直とは、宿直や日直などの当番に就いて職務を行うことを指し、またその任に当たる人をもいう。病院などでは当直医師のように、交代制で夜間や休日の業務を担当する場合に用いられる。
飾り気がなく、素直で正直な性質を表す。人柄や態度について用いられ、作為やずるさのない真っ直ぐな様子を指す。
垂直とは、水平面や地平面に対して直角をなす状態を指す。また、ある直線や平面に対して直角に交わる関係を表す際にも用いられる。
実直とは、誠実で嘘偽りのない真面目な性格を指し、物事に真摯に取り組み、正直な態度を貫く様子を表す。堅実で律義な人柄を形容する言葉である。
直参とは、直接主君に仕える者を指す。特に江戸時代においては、将軍家に直接仕えた旗本や御家人の総称として用いられ、陪臣(家臣の家臣)に対して区別される身分を示した。
直接に、間に他の者を介さずにじかに行うさまを表す。特に組織内などで、通常の手続きや中間の者を経由せずに直接行われることを指す。
直訴とは、定められた手続きを経ずに、直接上位の権力者や機関に訴え出ることを指す。特に江戸時代においては、領主や幕府に対して正式な手続きを飛び越えて願い出る行為を意味し、しばしば禁じられていた。
直談とは、直接相手と会って交渉することを指し、特に直談判と同じ意味で用いられる。
師匠から弟子へ、その道の奥義や秘伝などを直接に伝え授けることをいう。
直披(ジキヒ)は、手紙の脇付の一つで、宛名の本人が直接開封することを求める旨を示すものである。「チョクヒ」と読む場合もある。
直筆とは、本人が自ら筆を執って書くことを指し、またそのようにして書かれた文書や書画そのものを指す。例えば「直筆本」のように用いられ、代筆や複写ではない、本人による直接の筆跡を意味する。読みは「ジキヒツ」であり、「チョクヒツ」と読む場合は別の意味となる。
直接話すこと、またはその話を指す。特に、本人から直接聞いた話や、体験者による直接の証言を意味する。
直売とは、生産者が仲介業者を経由せずに消費者に直接商品を販売する方式を指す。農産物や工芸品などにおいて、生産者と消費者を直接結びつける流通形態として用いられる。
間に他のものを介さず、じかに接するさま。また、そのような関係や方法を指す。
直販とは、生産者や製造者が流通業者などの仲介を経ずに、消費者に対して直接商品を売り渡す販売形態を指す。
直営とは、製造元や本社などが仲介業者を介さずに、直接店舗や事業を経営することを指す。
直筆とは、事実をありのままに曲げずに記述することを指す。また、筆を垂直に立てて書く筆法を意味することもある。
直音とは、日本語の音節のうち、拗音や促音、撥音を除き、一つの仮名で表される基本となる音を指します。
直接に対すること。困難や課題などに真正面から向き合うことを指す。
思っていることを包み隠さず、ありのままに率直に言うこと。また、その言葉。特に、目上の者に対しても遠慮せずに意見を述べる場合に用いられる。
組織や団体において、直接の指揮監督下にあることを指す。中間の階層を介さず、上位の機関や人物に直接所属する関係を表す。
大腸の末端に位置し、肛門へと続く消化管の最終部分を指す。
直列とは、物が一直線に並んでいる状態を指す。また、電気回路において、電池や抵抗などの素子を次々と一列につなぐ接続方法を意味し、この場合の対義語は並列である。
直答とは、その場で躊躇せずにすぐに返答することを指す。また、仲介者を経由せずに直接に答えるという意味も含まれる。
偽りや作為を交えず、ありのままに表れる心情を指す。飾り気のない素直な感情の動きを意味し、時に思ったことを率直に言動に表す性質も含意する。
直下とは、ある地点や物の真下に位置することを指す。また、まっすぐ下に向かう動きや、垂直に落下する様子も表す。例えば、地震の震源が地表の真下にある場合や、物が一直線に落下する状況などに用いられる。
直角とは、互いに垂直に交わる二つの直線が成す角度のことで、その角度は九十度に等しい。例えば直角三角形は、この直角を一つの内角として持つ図形である。
直轄とは、中央政府や上位機関が地方行政機関などを介さずに直接管理・支配することを指す。特に行政区分において、中央政府が直接管轄する地域を意味する場合が多い。
円や球の中心を通り、その両端が円周または球面上に位置する直線の長さを指す。また、円形や球形の物体の最も長い幅を表す際にも用いられる。
直結とは、間に何も介さずに直接結びつくこと、あるいはそのように結びつけることを指す。例えば、消費者と行政の間を仲介するものなく直接関係を持つ場合などに用いられる。
気性が強く、自らの信念や考えを曲げない性格を表す。
飾り気や気取りがなく、ありのままを隠さずに表現する様子。心に思っていることをそのまま表に出す正直さや、素直な態度を指す。
廉直とは、心根が清らかで私欲がなく、正直なさまを指す。特に人柄や行いが潔白で、不正やごまかしのない様子を表す。
鉛直とは、地球の重力の方向、すなわち物体を吊り下げた糸が示す方向を指す。また、ある直線や平面に対して直角に交わる方向、あるいはその方向に向いている状態を表す。
つつしみ深く正直で、真面目なさまを表す。礼儀正しく誠実な態度を保ち、物事に真摯に取り組む様子を指す。
飾り気がなく、素直でひたむきな性格を表す。特に、一つのことに真摯に打ち込む職人気質や、裏表のない誠実な人柄を指して用いられる。
夜通し続くこと。夜から朝までの間ずっと。一晩中を意味する語で、「よただ」とも読まれる。
直歳とは、禅寺において伽藍の修繕や田畑の管理等、寺院の維持運営に携わる実務を担当する僧職を指す。
直火とは、調理の際に食材を直接炎や熱源に当てて加熱する方法を指し、例えば串に刺した魚を火にかざして焼くような場合に用いられる表現である。
時を置かずにただちに行うさまを表す。ある動作や状態が、前の事柄に続いて間を置かずに起こる様子を示す。
直会とは、神事の後に神前に供えた酒や食物を下ろし、参列者が共に飲食する行事を指す。神と人とが同じものを食すことで一体感を深め、神恩に感謝するとともに祭りの締めくくりとする意味を持つ。
直心とは、一つのことにひたむきに打ち込む心のありようを指し、他のことに気を散らすことなく、その対象に対して真っ直ぐに向けられた純粋な心情を表す。
直垂は、袴とともに着用する上衣である。本来は庶民の平服であったが、鎌倉時代以降は武家の礼服として用いられ、公家も着用した。方形の襟を持ち、袖にはくくり紐があり、胸元には胸紐が付いているのが特徴である。
直路とは、まっすぐに伸びる一本道を指す。また、そのような道の様子から転じて、一つのことに専念する様や、ひたむきな態度を表す際にも用いられる。
能楽の演技において、仮面を着用せずに素顔のまま舞台に立つことを指す。この場合「ひたおもて」とも読まれる。なお「チョクメン」と読む場合は、直接に対面するといった別の意味を持つ語となる。
直綴とは、上衣である偏衫と下衣である裙子とを直接縫い合わせた僧侶の衣服を指す。
遠回しな表現を用いず、率直に相手の過ちや欠点を指摘して諫めること。特に目上の者に対して、はばからずに直言する態度を指す。
飾り気がなく、ありのままの正直さを備えている様子。素直で実直な性質を指し、人柄や態度が素朴で誠実であることを表す。
直接に師匠から教えを受け、その門下に属する弟子を指す。師の教えを直接継承する立場にある者をいう。
直方体とは、六つの面がすべて長方形であるか、または二つの正方形と四つの長方形からなる平行六面体のことを指します。すべての面角が直角であることが特徴で、直六面体とも呼ばれます。
スキーにおいて、斜面に対してターンを行わずに一直線に滑り降りる技術を指す。
直足袋は、主に労働や作業時に用いられる丈夫な履物で、足袋の形状をしているが、ゴム底を備えている点が特徴である。地面に直接履く足袋であることからこの名があり、「地下足袋」とも表記される。
仏教用語で、速やかに迷いを超越し、回り道することなく直ちに悟りの境地に達することを意味する。一度迷いを脱すれば、そのまま真実の中へと深く入り込む様を表す。
「直言極諫」は、遠慮せずに思っていることを率直に述べ、相手の過ちを厳しく諫めることを意味する四字熟語である。「直言」は忌憚なく意見を述べることであり、「極諫」は強く忠告することを指す。『漢書』の「文帝紀」に典拠を持つ。