大腸は小腸に続く消化管の最終部分であり、盲腸・結腸・直腸から構成される。主な機能は小腸で消化吸収された残渣から水分を吸収し、便を形成して肛門へと移送することである。
小腸は胃と大腸の間に位置する消化管の主要部分であり、十二指腸、空腸、回腸の三つの部分から構成される。ここでは栄養分の消化と吸収が主に行われる。
直腸とは、大腸の末端部を指し、肛門へと続く消化管の最終部分である。
腸線は、羊や豚などの動物の腸を加工して作られる細い糸を指し、テニスラケットのガットや、バイオリン・ギターなどの弦として用いられる。
鉄腸とは、容易に動揺せず揺るぎない強い精神や、堅固な意志を表す語である。鉄のように硬く冷たい腸という比喩から、感情に流されない確固たる心持ちを指し、鉄心や鉄石心と同様の意味を持つ。
背腸は、エビの背中にある黒い筋状の腸を指す。また、サケの腎臓、あるいはそれを用いて作った塩辛を意味し、この場合「めふん」とも呼ばれる。「みなわた」と読む場合もある。
腸香はコイ科の淡水魚で、主に琵琶湖の特産として知られるが、移殖も行われている。体長は約三十センチメートルに達し、背部は淡い黒褐色、腹部は銀白色を呈する。食用とされ、春の味覚として親しまれており、ウマウオやワタコとも呼ばれる。
腔腸とは、イソギンチャクやクラゲなどの動物において、口から体内の奥へと続く一本の管状の消化腔を指す。これは食物の消化吸収を行う器官であり、この構造を持つ動物群を総称して腔腸動物と呼ぶ。
腸がねじれることによって生じる疾患で、激しい腹痛や嘔吐を伴い、放置すれば腸閉塞を引き起こし、重篤な場合は死に至ることもある。
腸閉塞とは、腸管の内容物の通過が障害される病態を指す。腹痛や嘔吐、排便・排ガスの停止といった症状を伴い、腸管の閉塞や麻痺によって引き起こされる。イレウスとも呼ばれる。
キク科の多年草で、嫁菜(よめな)の別名として知られる。
海鼠腸は、ナマコの内臓を塩漬けにした加工食品で、主に冬の食材として用いられる。独特の風味と食感を持つ珍味である。
非常に深い悲しみや心配のあまり、はらわたがちぎれるような思いを表す四字熟語。腸が何度もねじれて寸断されるかのような激しい苦痛を喩えており、身を切られるような悲嘆や憂いに駆られる心境を指す。
羊腸小径とは、羊の腸のように細く曲がりくねった山道や小道のことを指す。険しい地形に沿ってうねうねと続く細い道を形容する表現で、主に山間部などの自然が作り出した複雑な経路を描写する際に用いられる。
母猿断腸は、『世説新語』「黜免」篇に由来する四字熟語である。桓温が三峡を船で下った際、部下が子猿を捕らえたところ、その母猿が岸辺を百里余りも悲しげに追いかけ、ついに船上に飛び移って息絶えた。腹を裂くと腸が寸断していたという故事に基づき、親子の情愛の深さや、それを引き裂かれる極度の悲しみを表す。
鉄腸石心とは、鉄の腸や石の心臓を持つかのように、揺るぎない強い意志や固い信念を表す四字熟語です。感情に流されず、いかなる困難や誘惑にも動じない、非常に堅固な精神の持ち主を形容する表現で、唐代の『皮子文藪』にその由来が見られます。
鉄心石腸とは、鉄のように強固な心臓と石のように堅い腸を持つという意味から、いかなる困難や誘惑にも動じない強い意志と不屈の精神を表す四字熟語である。蘇軾の書簡にも見られる表現で、感情に流されず、確固たる信念を持って行動する人物の心境を喩える。
断腸之思とは、腸がちぎれるほどの激しい悲しみや苦しみを感じることを意味する四字熟語である。転じて、そのような深い悲嘆や心痛そのものを指す。『世説新語』「黜免」に由来する表現で、身を切られるような思いを表す。
石心鉄腸とは、石のように堅い心と鉄のように強い腸を持つことを意味し、意志が非常に強固で揺るぎない様子を表す。特に、困難や誘惑に直面しても動じない強い精神力や、感情に流されない冷静な判断力を形容する際に用いられる。
詩腸鼓吹は、『世説新語』「言語」篇に見える故事に由来する四字熟語で、蛙の鳴き声を詩作の意欲をかき立てるものとして賞賛した表現を指します。転じて、詩情を刺激し創作意欲を高めるような事物や情景を形容する言葉として用いられます。