同じ親から生まれた男子同士の関係を指す。また、婚姻などによって結ばれた義理の兄弟関係にも用いられる。転じて、血縁や義理を越え、親しい間柄にある男性同士を呼ぶ場合にも使われる。なお、姉妹や兄妹・姉弟の関係を含めて言うこともある。
弟と妹を併せて指す語。年下の兄弟姉妹を総称する表現であり、特に兄や姉の立場から用いられることが多い。
「昆弟」とは、兄と弟を合わせた呼称であり、血縁関係にある男性のきょうだいを指す。古風な表現として用いられ、兄弟と同義である。
同じ師匠や流派に師事する弟子を指す語で、門下生や門人と同義である。
徒弟とは、師匠について技術や知識を学ぶ者のことである。特に商人や職人の世界では、住み込みで修業に励む年少の見習いを指し、かつては徒弟制度を通じて高度な技能が代々受け継がれていった。
愚弟とは、愚かな弟を指す語である。また、自分の弟をへりくだって言う場合にも用いられる。対となる語に「愚兄」がある。
「弟月」は陰暦十二月を指す異称であり、「おとづき」と読む。これは「おとうづき」や「おととづき」とも読まれる。年の終わりを意味する月として、古くから用いられてきた表現である。
オオタカの雌を指す語。兄鷹(しょう)と対になる語で、タカは雌の方が雄よりも体が大きいことから、それぞれ「大」「小」の字音を当てて呼んだことに由来する。
師匠の家に住み込み、日常生活の雑事を手伝いながら、芸事や技術を師の身近で修練する弟子を指す。
乳兄弟とは、血縁関係はないものの、同じ乳母の乳によって育てられた者同士の関係を指す。
直接に師匠から教えを受け、その門下に属する弟子を指す。師の直接の指導を受ける者という意味で、直門の弟子ともいう。
同じ師匠に師事し、共に学び修業を積む間柄の者を指す。兄弟弟子とも呼ばれ、同じ門流に属する同門の関係にある。
義兄弟とは、血縁関係にはないものの、兄弟としての契りを結んだ間柄を指す。また、配偶者の兄弟や、自身の姉妹の夫を指す場合もある。
弟切草はオトギリソウ科の多年草で、山野に自生する。夏から秋にかけて黄色い五弁の花を咲かせ、花や葉には黒い斑点が見られる。葉をもみ潰して傷薬に用いられる。その名は、鷹匠が秘薬の製法を漏らした弟を斬り殺した際、飛び散った血が草についたという伝説に由来し、「小連翹」とも書く。
師匠が特に目をかけ、深い愛情と期待を込めて育てている弟子を指す。
世界中の人々は皆兄弟のように親しく交わるべきであるという考えを表す四字熟語。四方の海、すなわち天下に生きるすべての人々が兄弟であるという『論語』の一節に由来する。
膏粱子弟とは、富裕な家に生まれ育ち、美食に慣れ親しんだ若者のことを指す。「膏」は脂の乗った肉、「粱」は上質な穀物を意味し、ともに美食を表すことから転じて、富貴な家の子弟を喩える語となった。