公訴とは、検察官が刑事事件について裁判所に起訴状を提出し、審理と判決を求める手続きを指す。
民事訴訟において、被告が原告に対して提起する逆方向の訴えを指す。本訴の手続きの中で、被告が自己の権利を主張するために行う訴訟行為であり、同一の裁判所で本訴と併合して審理されることが通例である。
告訴とは、犯罪の被害者またはその法定代理人が、捜査機関に対して犯罪事実を申告し、犯人の処罰を求める意思表示を指す。刑事訴訟手続きにおいて、公訴を提起するための端緒となる行為である。
泣きながら苦しみや悲しみを訴えることを指す。特に、切実な窮状や心の痛みを涙を交えて他者に伝える様子を表す。
直訴とは、定められた手続きを経ずに、直接上位の権力者や機関に訴え出ることを指す。特に江戸時代においては、領主や幕府に対して正式な手続きを飛び越えて苦情や願い事を申し立てる行為を意味し、多くの場合禁じられていた。
哀れみを乞うかのように、悲痛な調子で相手に訴えかけることを指す。
追訴とは、訴訟において既に提起されている訴えに加えて、新たな請求や事実を追加して申し立てることを指す。また、そのように追加された訴えそのものを意味する場合もある。
強訴とは、主に江戸時代において、農民や町人などが集団で役所や領主の屋敷などに押しかけ、強引に不満や要求を訴え出る行為を指す。
控訴とは、訴訟において第一審の判決に不服がある当事者が、その判決の取消しまたは変更を求めて、上級の裁判所に申し立てる手続きを指す。
訴訟において、当事者の一方が自己に不利な判決を受けること。裁判で負けることを指す。
訴訟において自己の主張が認められ、判決により勝利を得ることを指す。原告側が勝訴した場合、その訴えが認容されたことを意味する。対義語は敗訴である。
訴因とは、刑事訴訟において検察官が起訴する理由として、特定の事実を犯罪構成要件に当てはめて起訴状に明記する事柄を指す。
訴願とは、行政機関による処分などに不服がある場合に、上級の行政機関に対してその処分の取消しや変更を求める手続きを指す。広義には、単に訴え願うことを意味することもあるが、現代の用法では主に行政不服審査法に基づく正式な不服申し立ての制度を指して用いられる。
訴求とは、広告や宣伝において、商品やサービスを購入してもらうために、消費者の欲求や感情に働きかけることを指す。特に、広告メッセージが受け手の関心を引き、購買意欲を喚起する効果をいう。
訴追とは、刑事事件において検察官が裁判所に公訴を提起する手続きを指す。また、裁判官や検察官などの公務員に対し、その罷免を求める手続きを申し立てることも意味する。
越訴とは、定められた手続きを経ずに、直接上位の役所や為政者に訴え出る行為を指す。江戸時代における直訴などがその例であり、通常の訴訟手続を飛び越えることを特徴とする。
嗷訴とは、集団をなして権力者や支配者に対して要求や不満を訴え出る行為を指す。特に中世日本において、寺社勢力や農民らが連携し、示威行動を伴って主張を通そうとした形態を表し、「強訴」とも表記される。