印字とは、タイプライターやプリンターなどの機器を用いて、紙面に文字や記号を打ち出したり印刷したりすることを指し、またそのようにして表された文字や記号そのものを指すこともあります。
印籠とは、元来は印章と朱肉を収めるための携帯用容器であったが、後に薬などを入れる用途へと変化し、腰に下げて用いる小さな箱を指す。江戸時代には武士が裃を着用する際の装身具としても用いられ、その数え方は「一具(ひとそなえ)」「二具」などと数える。
印章とは、個人や組織のしるしとして文書などに押すもので、印鑑やはんことも呼ばれる。印面に彫られた文字や図形を紙などに転写し、その正当性や責任を明示する役割を果たす。
印鑑とは、個人や団体が文書の真正性を証明するために押す印章の総称を指す、特に役所に登録された実印を指す場合もある。
出版物の販売に応じて、著作者や作曲者などに対し、発行者が定価や部数に基づいて一定の割合で支払う著作権使用料を指す。
印形とは、個人や組織のしるしとして文書などに押す印章そのものを指すとともに、押された印章の跡、すなわち印影をも意味する語である。
印紙とは、手数料や税金の納付を証明する証票のことで、特に収入印紙を指す場合が多い。また、郵便切手を指す俗称としても用いられる。
印刷によって製作された書物を指す語で、版本と同義である。
朱印とは、朱肉を用いて押された赤色の印章を指す。また、戦国時代の大名や江戸幕府の将軍がその朱印を押した公文書である朱印状の略称としても用いられる。
改印とは、従来使用していた印鑑を新たなものに取り替えることを指す。特に、官公庁や金融機関、取引先などに届け出ている印鑑を変更する場合に用いられる表現である。
二枚の書類が一組のものであることを証明するため、両方の書類にまたがって押す印のこと。また、そのように印を押す行為を指す。契約書や証書など、関連する複数の文書の一体性を確認する際に用いられる。
検印とは、検査済みであることを示す印のことであり、特に書籍の奥付に押される著者による発行部数確認の印を指す。
古代中国において、天子から官吏に授けられた官職の印章と、それを帯びるための組紐を指す。官職の権威と身分を象徴するものであった。
印材に姓名や官職名などを刻み、印章として用いるもの。印判ともいう。
親指の先に朱肉や墨をつけて押す指紋のことで、印鑑の代わりとして用いられる。爪印ともいう。
烙印とは、かつて罪人の額などに刑罰として押された焼印を指す。転じて、消しがたい不名誉や汚名の喩えとしても用いられる。
印籠決とは、戸や障子の合わせ目を加工する方法の一つで、一方の部材に凹形の溝を設け、他方の部材に凸形の突起を作り、互いに嵌め合わせることで隙間を生じさせずに接合する仕口を指す。