物事が順調に進まない状態を指し、特に天候や体調などが通常の状態から外れている場合に用いられる。また、道理や規範に従わず、筋道が通っていないことを表す際にも使われる。
六十歳の異称。『論語』為政篇にある「六十而耳順」に由来し、この年齢に至ると分別が備わり、他人の意見を素直に聞き入れられる境地に達することを意味する。
物事の自然な成り行きを指すとともに、その成り行きに身を任せる態度を表す。特に、人の死を自然の摂理として受け入れることを婉曲に言い表す際に用いられる。
帰順とは、それまでの反抗や敵対をやめて、相手の支配や権威に従順に服従することを指す。特に戦闘や抵抗を放棄し、恭順の意を示す場合に用いられる。
素直で反抗せず、人の言うことに素直に従う様子を指す。特に目上の者や権威に対して反抗心を持たず、穏やかに指示に従う態度を表す。
つつしみ深く従順であること。心から相手に服従し、逆らわない態度を示す様子を指す。
温順とは、性質がおとなしく素直で、従順なさまを指す。また、気候や風土が穏やかで過ごしやすい状態を表すこともある。
順を追って物事を行う様子を表す。一定の順序に従って次々と進めていくことを指し、順繰りや順順といった語とも関連する。例えば日程を順次繰り下げる場合、予定された順序に沿って一つずつ後ろにずらしていくことを意味する。
順守とは、教えや法律・規則などに従い、それを守ることを指す。師の教えや定められた規範に逆らわず、従順に守り通す行為を表す。表記としては「遵守」と書くこともある。
順順とは、物事を順序立てて行う様子を表す。次々と滞りなく進行するさまを指し、順を追って物事が進むことを意味する。
順序とは、物事が一定の規則に従って配列された状態を指し、上下や大小などに基づく整然とした並びを意味する。また、物事を行う際の手順や段取りといった、過程の前後関係が定められた筋道を表す場合もある。
順延とは、予定していた日時や順序を、後ろへと繰り延べることを指す。特に、天候不良や不測の事態などにより、当初の日程を次の機会に移す場合に用いられる。
順縁とは、年長者から順に亡くなるという自然な順序を指す。また、善行が仏道に入る縁となることを意味し、これに対して逆縁がある。
物事が滞りなく、予定通りに進行している状態を指す。計画や作業が円滑に進み、障害や支障が特になく好ましい状況にあるさまを表す。
新しい環境や気候風土に身を置き、次第にそれに慣れ適応していくことを指す。特に、移住や旅行などで異なる土地に移った際、その土地の気候や風土に体がなじんでいく過程を表す。
順当とは、物事の道理や筋道に沿っており、当然そうなるべき様子を表す。予想通りに進み、特に異論や問題が生じない状態を指し、妥当で適切であることを意味する。
順逆とは、物事の道理に従うことと背くこと、あるいは正しい道と邪な道を指す。また、人生における順境と逆境、つまり物事が順調に進む状態と困難に直面する状態をも意味する。
順応とは、周囲の環境や状況に合わせて、自らの行動や性質を調整し、適合させることを指す。新しい条件や変化した境遇に対し、それに応じて自らを変えていく過程や状態を表す。
順境とは、物事が順調に進み、恵まれた環境や状況にあることを指す。人生や物事の展開において障害が少なく、好ましい条件が整っている状態を表し、逆境に対義する概念である。
順風とは、船や人が進む方向と同じ向きに吹く風のことで、追い風とも呼ばれる。進行を助ける好都合な風を指し、逆風の対義語である。
順行とは、順序に従って進んでいくことを指す。また、天文学においては、地球から観測した際に惑星が天球上を西から東へ移動する見かけの運動を意味する。
逆取順守とは、権力を得る際には道理に背いた手段を用いながらも、その後の統治においては正道に従って国を治めることを指す。本来は、殷の湯王や周の武王が武力によって天下を取った後、文治によって善政を敷いた故事に由来する。
「一路順風」は、船が追い風を受けて帆を揚げ、順調に航海する様子に由来する四字熟語である。転じて、旅立つ人に対して道中の安全と無事を祈る挨拶として用いられる。また、物事がすべて滞りなく、都合よく進行していく状況をたとえる際にも使われる。「一路」はひたすらに道を進むことを意味し、全体として順風満帆な行く末を願う表現である。
平穏な日常に慣れ、順境にある状況に安住することを指す。変化や波乱を求めず、現状に満足してのどかに暮らす様子を表す。『荘子』「養生主」に由来する四字熟語である。
六十耳順とは、六十歳に至って人の言葉を素直に聞き入れられる境地に達することをいう。孔子が自らの修養の過程を述べた『論語』為政篇に由来し、学問や人格が成熟し、自分と異なる意見にも道理があれば抵抗なく受け容れられるようになった状態を表す。後に、六十歳を指す雅語としても用いられる。
文従字順とは、文章が思いのままに流れるように書かれ、言葉遣いに無理がなく自然で、筋道が明瞭で理解しやすい様子を指す。文章表現が平明で、文字の使い方にも不自然さが感じられないことを意味する。
節哀順変は、親しい人を亡くした者に対して、過度な悲しみを抑えて状況の変化に順応するよう慰める言葉である。『礼記』檀弓篇に由来し、喪に服す際の心得として、悲嘆に暮れるばかりでなく自然の成り行きを受け入れるべきことを説いた表現である。
順逆一視とは、順境と逆境を区別することなく同じように受け止めるという意味で、人生における順調な時も困難な時も等しく大切な経験として捉える心境を表す。『菜根譚』に由来するこの四字熟語は、物事の良し悪しに一喜一憂せず、広い視野で状況を俯瞰する達観した態度を示している。
順風満帆とは、追い風を受けて帆をいっぱいに張った船が快調に進む様子から転じて、物事が何の障害もなく、すべて順調に進行している状態を表す四字熟語である。
至恭至順とは、この上なく慎み深く従順な様子を表す四字熟語である。「至」は極めて、きわめての意で、「恭」は慎み深くおとなしい態度を指し、「順」は逆らわずに従うことを意味する。