人数とは人の数を指し、集団やグループにおける個々の人間の総数を表す。また、多くの人々が集まった状態、すなわち大人数を意味することもある。
口数とは、発する言葉の量を指し、寡黙な人を形容する際に用いられる。また、家族や集団における人数を表す場合もあり、例えば子供の誕生によって家族の口数が増えるといった使われ方をする。さらに、取引や申し込みにおける件数や単位を数える際にも使用される表現である。
「小数」とは、一般に小さい数を指すが、数学においては絶対値が1より小さい実数を意味し、整数部分と小数部分から成る。通常は十進法に基づき、小数点を用いて表記される。例えば、5や14などがこれに当たる。
手数とは、あることを行う際に必要となる労力や時間のことを指し、手間とも言う。また、わざわざ何かをすることや、その過程で生じる煩雑さを意味する場合もある。「手数をかける」などの形で用いられる。読み方は「てすう」であり、「てかず」と読むこともある。
代数学の略称であり、数を表す記号として文字を用いて、数の性質やそれらの間の関係を研究する数学の一分野を指す。
正数とは、ゼロより大きい実数を指し、数直線上では原点より右側に位置する。負数の対概念として、プラスの符号を伴うか、あるいは符号を明示せずに正の値を示す数を総称する。
名数とは、同類の事物をまとめて数字を冠した呼称を指し、例えば「四天王」や「三景」などがこれに当たる。また、数学においては、単位や助数詞を伴った数量を表す語であり、「五グラム」や「八本」のような表現が該当する。これに対し、単位を伴わない数は無名数と呼ばれる。
二で割り切れない整数を指す。一、三、五などがこれに当たり、偶数と対をなす概念である。
実数とは、実際の数量を指すほか、数学においては有理数と無理数を合わせた概念であり、虚数と対比される数全体を意味する。
係数とは、数学において変数の積に掛けられる定数を指し、代数式の項における文字に対する数字因数を意味する。また物理学などでは、現象の法則性を表す関係式において、その現象に固有の定数として用いられ、例えば膨張係数のように特定の割合や率を示す場合にもこの語が使われる。
度数とは、物事の回数や程度を表す語であり、特に温度や角度などの計測値を示す際に用いられる。
単数とは、数量が一つであることを指す。また文法用語としては、一人の人や一つの事物を表す形態をいい、複数に対する概念である。例えば「一人称単数形」のように用いられる。
指数とは、数学においてある数や文字の右肩に記し、その累乗の回数を示す数字や文字を指す。また、賃金や物価など変動する事象を、基準時点を100として比率で表す統計数値のことも意味し、例えば物価指数のように用いられる。
数学において、ある規則に従って順に並べられた数の列を、加法記号を用いて項を次々と加え合わせた形式のことを指す。等差数列や等比数列を基にした等差級数・等比級数などが代表例である。
数を数える行為、あるいは計算によって得られた数値を指す。また、経済や経理など数値の管理や計算を伴う分野に関する事柄を意味することもある。
員数とは、ある集団や枠組みにおいて定められた人数や物の数量を指す。特に組織や行事などで必要とされる一定の数を示し、「員数を揃える」などの表現で用いられる。
偶数とは、二で割り切れる整数を指す。二、四、六などがこれに当たり、奇数と対をなす概念である。
異数とは、通常の基準や傾向から外れており、同類の中でも特に珍しい性質や状態を指す。他にほとんど例を見ないような特異な事例や、並外れた特徴を持つことを表す表現である。
数学において、実数ではない複素数を指す。特に、二乗すると負の数となる数を意味し、実数と組み合わせて複素数を構成する要素となる。
術数とは、人を欺くような策略や計略を指す。特に権力や謀略を駆使した巧妙なはかりごとを意味し、権謀術数という形で用いられることが多い。
「場数」とは、経験を積んだ回数や場数を指す言葉であり、特に実地での経験の豊富さを表します。多くの場合、「場数を踏む」という表現で用いられ、様々な状況や場所で実際に経験を重ねることで、技量や度胸を養うことを意味します。
数多(あまた)は、数量が非常に多いことを表す語である。多くの困難や人々など、数えきれないほどの多さを指し、「引く手数多」や「数多の試練」などの表現で用いられる。漢字では「許多」と書くこともある。
数珠は、仏教において礼拝や念仏を唱える際に手にかける、小さな珠を糸でつないで輪にした法具である。念珠とも呼ばれ、祈りや瞑想の際に用いられる。また、「ずず」と読む場合もある。
「数奇」とは、運命に恵まれず不遇な様子を指す。また、人生の運命が複雑に変化し、波乱に富んだ状況を表すこともある。漢字の「数」は運命を、「奇」は不遇を意味し、合わせて不運な巡り合わせを表現する語である。
「数段」は、二段から六段程度までの漠然とした段数を指す。また、程度や段階に明らかな差がある様子を表し、比較において一方が他方よりはるかに優れていることを示す際にも用いられる。
暦数とは、天体の運行を観測し計算して暦を作る方法を指す。また、自然の巡り合わせとしての運命や命数を意味し、年数や年代を表す場合もある。「歴数」と表記されることもある。
ある単位に満たない、または割り切れずに残った数のことを指す。特に金銭計算などにおいて、整数以下の部分を表す際に用いられる。
複数とは、二つ以上の数を指す。また、文法においては、名詞や代名詞などが二つ以上の事物や人を表す形態を指し、単数に対する概念として用いられる。
ある変数xの値が変化するのに伴い、従属する変数yの値が一定の規則に従って定まる時、yをxの関数という。また、その対応関係そのものを指すこともある。「函数」とも書く。
自然数およびこれに負号を付けた負の数、ならびに零を含む数の総称。
御数とは、主食に添えて食べる副食物を指す言葉である。ご飯やお粥などの主食と共に食卓に並べられる惣菜や料理を意味し、元来は女房詞として用いられ、様々な品を取り揃えるという「数々」の意に由来する。
「数数」は、同じ事柄が繰り返し起こる様子を表す副詞で、頻繁に何度も行われることを意味します。日常会話や文章において、物事の発生回数が多いことを簡潔に表現する際に用いられます。また、「屢屢」という漢字表記も可能です。
多数決とは、集団における意思決定の方法の一つで、賛否や選択肢に対する支持者の数を比較し、最も多くの支持を集めた案を採択する手続きを指す。
乱数表とは、0から9までの数字を無作為かつ無秩序に配列した一覧表を指し、統計調査における標本抽出や暗号作成など、偶然性を必要とする様々な場面で用いられる。
助数詞とは、数を表す語に後続して事物の種類や形状、数え方の単位を示す接尾語である。例えば「三冊の本」の「冊」や「五匹の猫」の「匹」などがこれに当たり、事物を数える際の範疇を規定する役割を果たす。
序数詞とは、物事の順序や位置を示す数詞であり、第一、第二、三番目などのように、基数詞に順序を表す形式を加えて表現される。
定足数とは、議会などの合議制機関において、会議を開催し有効な議決を行うために必要な最小限の出席者数を指す。例えば、国会では通常、全議員の三分の一以上の出席をもって定足数とされる。
数珠玉とは、糸を通して数珠を作るために用いる玉のことで、水晶や珊瑚などの材質が使われる。また、イネ科の多年草を指すこともあり、初秋に穂状の花をつけ、灰色で硬いつぼ形の実を結ぶ。この実はかつて数珠作りに利用されたことから、ズズダマとも呼ばれる。
数奇屋とは、茶の湯を行うために母屋から独立して建てられた小規模な建築物を指す。茶室を中心に、水屋や勝手などの付属施設を備えた一棟の建物であり、広くは茶室風の意匠を持つ建築をも含んでいう。
一門数竈とは、同じ一族でありながらそれぞれが別々の竈で炊事をし、別々に暮らしている様子を表す四字熟語です。これは『魏書』「裴植伝」に由来し、一族が結束を欠き、離散している状態を喩える言葉として用いられます。
天子の位を受け継ぐべき運命や順序を指す四字熟語で、天から定められた帝王としての巡り合わせを意味する。『論語』尭曰篇に由来し、天命に基づく統治の正当性を表す概念である。
多言数窮は、『老子』第五章に由来する四字熟語で、言葉を多くし過ぎると言い尽くしてしまい、かえって道理に窮することを意味する。多くを語ろうとすればするほど、言葉の限界に直面し、真意が伝わりにくくなるという教えである。
恒河沙数とは、ガンジス川の砂の数ほど無数にあることを意味し、非常に多くの数量を表す仏教由来の四字熟語である。
権謀術数とは、その場の状況に応じて様々な策略をめぐらし、人を欺くために用いる計略やはかりごとの総称である。「権謀」は臨機応変の策謀を、「術数」は手段や方法を意味し、合わせて複雑で巧妙な悪だくみを指す。
詩の出来が悪い者に対する罰として飲ませる酒の杯数を指す。また、転じて、詩宴などで詩ができなかった者に三杯の酒を飲ませる罰そのものを意味する。李白の「春夜宴桃李園序」に由来する。