分銅とは、天秤やはかりにおいて質量を測定する際に基準となる、あらかじめ定められた質量を持つ金属製の錘を指す。
赤銅とは、銅に少量の金や銀を加えて作られた合金を指す。また、その合金が持つ独特の黄味を帯びた赤黒い色調を表し、例えば日焼けした肌の色などを形容する際にも用いられる。
青銅とは、銅に錫を加えた合金のことで、ブロンズとも呼ばれる。硬度が高く、古くから武器や祭器、美術工芸品の材料として用いられてきた。日本では弥生時代に大陸から伝わり、銅鐸や鏡などの青銅器が製作された。
銅の板に絵画や文字を彫刻したり、薬品による腐食技法(エッチング)を用いて凹版を形成させたりした印刷の原版を指す。
響銅は、銅に錫や鉛などを加えて作られる黄白色の合金を指す。その音色の良さから、主に仏具や楽器の材料として用いられ、「さはり」と読む。表記としては「胡銅器」と書かれることもある。
銅鑼は青銅製の円盤形打楽器で、ひもで吊るしてばちで打ち鳴らす。寺院での儀式や船の出航合図などに用いられる。
銅製の湯沸かし器を指し、主に長火鉢の中に据えて湯を沸かすために用いられる。
弥生時代に製作された青銅器の一種で、扁平な円筒形をしており釣鐘に似た形状をしている。祭祀の道具として用いられたとも、あるいは楽器として鳴らされたとも考えられている。
銅鉾は弥生時代に大陸から伝来した青銅製の武器で、実戦用というよりは祭儀や権威の象徴として用いられたと考えられる。
さはり(胡銅器)は、銅に錫や鉛を加えた合金であり、叩くと良い音を響かせる特性を持つ。この材質は主に仏具や各種の容器の製作に用いられ、「響銅」や「砂張」とも表記される。
銅頭鉄額は、銅の頭に鉄の額という意味の四字熟語で、非常に勇猛で強い様子を表します。また、刀や槍を通さない厚い甲冑、あるいはそのような甲冑を身にまとった兵士のことも指します。この語は『史記』の「五帝紀」の注釈に由来します。
銅駝荊棘とは、かつて繁栄した都が戦乱などによって荒廃し、草むらと化した様子を表す故事成語である。晋の索靖が都の銅製の駱駝像が荊棘の中に埋もれる未来を予見したという『晋書』の故事に由来し、栄華の儚さや世の移り変わりを嘆く喩えとして用いられる。
荊棘銅駝は、『晋書』索靖伝に由来する四字熟語で、都の宮門前にあった銅製の駱駝像が戦乱によって荒廃し、荊棘(いばら)に覆われた様子を指します。転じて、世の乱れや国家の衰亡、往時の栄華が失われた有様を喩える表現として用いられます。