基本情報
意味
すえ、やきもの、教え育てる、たのしむ、うれえる
読み方
音読み
訓読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
すえ。やきもの。せともの。陶器や陶磁器などの焼き物を指し、日常的な食器や装飾品として用いられる。
2
人を教え育てる。教化する。人々を正しい方向へ導き、教えを通じて成長させる。
3
たのしむ。よろこぶ。うっとりする。陶酔や陶然など、心の安らぎや楽しさを感じる状態を表す。
4
うれえる。心をふさぐ。気がふさぐ。心の内に満ちあふれる感情や思いを表現し、時には束縛や重荷と感じられることもある。
熟語
陶工とは、陶磁器を製作する職人のことを指す。土を練り、形を作り、窯で焼き上げる一連の工程を専門とする工匠であり、焼き物師とも呼ばれる。特に「陶」の字を用いて、土器や磁器を作る技術者を表す。
陶冶とは、陶器を焼き鋳物を作る工芸を指すとともに、転じて人間の才能や素質を育み、人格を高めていくことを意味する。特に後者の用法では、薫陶と同様に、優れた指導や環境によって人を立派に育て上げる営みを表す。
薫陶とは、優れた人格や教養を持つ者が、その徳や学識によって他者を感化し、陶冶して立派な人間に育て上げることを指す。香を焚いて衣服に香りを染み込ませるように、また陶土を練り上げて器を形作るように、時間をかけて人格を高めていく過程を表す。
瓦鶏陶犬とは、瓦で作られた鶏と陶器で作られた犬のことで、見かけは本物のようでも実際には役に立たないものの喩えである。転じて、名ばかりで実質を伴わない人物や物事を指す。
陶潜帰去とは、東晋の詩人である陶潜(淵明)が、わずかな俸禄のために世俗に屈することを潔しとせず、官職を辞して故郷に帰り、その心境を「帰去来辞」に綴った故事に基づく四字熟語である。世俗の煩わしさを避け、自由な隠遁生活を選んだ姿勢を表す。