程度が普通の状態をはるかに超えている様子を表し、並外れて甚だしいことを意味する。また、日常の範囲を逸脱した異常な事態や、通常では予測できないような出来事を指す場合にも用いられる。
恒常とは、状態や状況が常に一定で変化しないことを指す。時間の経過にかかわらず持続し、変動のない安定した性質を表す。
庭常はスイカズラ科に属する落葉低木で、接骨木とも呼ばれる。
健常とは、心身に障害や異常がなく、正常な状態にあることを指す。特に、身体機能や精神状態に問題がない人を「健常者」と表現する際に用いられる。
常勤とは、毎日決まった時間帯に勤務することを指し、非常勤と対をなす概念である。特に教育機関や企業などにおいて、正規の勤務時間を定めて働く職員や講師を指して用いられる。
常座とは、常に特定の人物が座ることを慣例とする席を指す。また、能舞台においては、シテ(主役)が座り、演技の動きの基点となる位置を表す。
常道とは、人が常に踏み行うべき正しい道筋を指し、また、世間一般に通例とされる方法や手順を意味する。
常に準備して備えておくこと。また、そのようにして用意されているもの。
常習とは、ある事柄を繰り返し行う習慣を指し、特に悪い行為や好ましくない事柄に対して用いられる。例えば、遅刻や喫煙など、習慣化された良くない行いをいう。
常宿とは、出張や旅行などで特定の場所を訪れる際、毎回決まって利用する宿泊施設を指す。泊まりつけの宿とも言い、馴染みの宿として利用される。表記としては「定宿」と書くこともある。
常連とは、いつも決まった店や場所に通う客のことを指す。また、常に行動を共にする仲間を意味することもある。漢字では「定連」と書く場合もある。
常夏とは、一年を通じて夏のような温暖な気候が続く様子を指す。特に熱帯や亜熱帯の地域など、季節の変化が少なく常に夏日が続く土地の気候を形容する表現として用いられる。
常春とは、一年を通じて春のように温暖な気候が続くことを指す。常に穏やかで草木の緑が絶えず、花が咲き乱れるような土地の様子を表す語である。
常節はミミガイ科に属する巻貝で、アワビに似た形状を持つがより小型である。殻の表面は緑褐色を呈し、日本全国の沿岸に分布する。食用として利用され、別名で小鮑とも呼ばれる。
常闇とは、永久に闇に覆われている状態を指し、絶えることのない暗黒を意味する。常夜と同義で、終わりなき夜の比喩としても用いられる。
常世とは、永久に変わらない永遠の状態を指す。また、古代の日本神話において、海の彼方にあるとされる不老不死の理想郷「常世の国」を略した表現としても用いられる。
常歩は馬術における歩様の一つで、四肢がそれぞれ異なる順序で地面を踏む四拍子の歩き方を指す。速度は最も緩やかであり、安定したリズムが特徴である。表記としては「並足」を用いることもある。
尋常とは、普通であり特別なところのない様子を指す。また、潔く正々堂々とした態度を表すこともある。
常磐とは、永久に変わらないことを意味する。語源は「とこいわ(常磐)」の転じたもので、永久に形の変わらない岩を表し、そこから転じて、木の葉が一年中緑を保つ様子、特に「常磐の松」のように用いられることもある。
土常山はユキノシタ科に属する落葉低木で、その名は漢名に由来する。甘茶とも呼ばれ、甘味を持つ茶として用いられる植物である。
平常とは異なる重大な事態が発生した際のことを指し、特に戦争や大規模な災害など、社会全体が危機に直面するような非常事態の時期を意味する。
常識から外れていること。社会一般の通念や良識に欠けている状態を指す。
夜通し点灯し続ける灯火を指し、常灯や終夜灯とも呼ばれる。主に通路や階段など、暗くなっても常に明かりを必要とする場所に設置される。
一年を通じて葉が落ちることなく、常に緑色の葉を保つ樹木を指す。マツやスギ、ツバキなどがこれに該当し、対義語は落葉樹である。常磐木とも呼ばれる。
常滑焼は愛知県常滑市周辺を産地とする陶磁器で、鎌倉時代に隆盛を極めた。土質は粗目ながら焼き締まって堅牢であり、古くから甕や壺などの日用雑器を中心に生産されてきた。
常磐色とは、常緑樹の葉のような濃く落ち着いた黄緑色を指し、くすんだ深みのある緑色に黄色がかった調子が加わった色合いを表します。
常磐木とは、一年を通じて葉が枯れ落ちることのない樹木を指し、常緑樹と同義である。特に冬の間も緑を保つ樹種を総称する語として用いられる。
常磐津は江戸時代中期に常磐津文字太夫によって創始された浄瑠璃の一流派で、常磐津節の略称として用いられる。
顔常山舌とは、中国唐代の忠臣顔杲卿が反乱軍に捕らえられても決して屈服せず、舌を切られるまで敵を罵り続けた故事に由来する四字熟語である。文天祥の「正気歌」にも詠まれ、いかなる圧力や苦痛にも屈しない強い意志と忠節の精神を象徴する表現として用いられる。
平穏な日常に慣れ、順境にある状況に安住することを指す。変化や波乱を求めず、現状に満足してのどかに暮らす様子を表す。『荘子』「養生主」に由来する四字熟語で、無風状態の穏やかな生活をいう。
老生常譚とは、年長者が繰り返し述べるような、ありふれた内容の話や意見を指す四字熟語である。『三国志』「魏志・管輅伝」に由来し、新鮮味がなく陳腐な議論を意味する。
無常迅速とは、この世のすべての現象が絶え間なく変化し、とどまることのない様子を表す四字熟語である。特に人の世の移り変わりが極めて速いことを指し、仏教においては、万物が常住不変ではないという真理(無常)を踏まえ、一刻も早く悟りを求めるべきであるという教えを示す。
「非常之功」とは、並外れた才能や努力によって成し遂げられた、世にも稀な偉大な功績を指す。普通の人々の及ばぬ、卓越した手柄や業績を意味し、歴史書『史記』にその由来を見ることができる。
叛服不常とは、臣下や従属する者が主君に対して忠誠を誓ったり背いたりして、態度が一定せずに変わりやすいことを指す四字熟語である。蘇軾の「司馬温公神道碑」に典拠を持つ。
『三国志』蜀志の馬良伝に登場する故事に基づく四字熟語で、馬良をはじめとする馬氏の五兄弟がそれぞれ優れた才能を持ち、特に白眉と称された馬良が最も傑出していたことを指す。後に兄弟の中でも特に優れた人物を称える喩えとして用いられる。