不備とは、必要なものが十分に整っておらず欠けている状態を指す。書類などの手続きにおいて不足や不完全さがある場合に用いられる。また、手紙の末尾に記す結語としても使われ、この場合は「不一」と同義で、書き尽くせないことや不十分な点を詫びる意味を含む。
予備とは、前もって準備しておくこと、あるいはその準備されたものを指す。例えば、車のスペアタイヤや事前の知識などがこれに当たる。また、法律用語としては犯罪の実行に至らない下準備を意味し、軍事用語では現役を終えた後の一定期間の兵役を指す場合もある。表記としては「預備」と書くこともある。
必要なものがすべて揃っており、不足のない状態を指す。また、そのように整えること。
防備とは、敵や災害などから身を守るために警戒し、守りを固めることを指す。また、そのための設備や態勢を整える準備も含む。
必要な条件や能力が十分に備わっていることを指す。特に、ある役割や任務を果たすために求められる資質を完全に有している状態を表す。
後備とは、戦闘の後方に位置し、必要に応じて前線に投入される待機部隊を指す。予備兵力としての役割を担い、戦況の変化に対応するための控えの戦力である。
国家の防衛や戦争遂行のために整えられる軍事力の総体を指し、兵器や装備、人員、施設などが含まれる。
二つ以上の異なる性質や機能を併せ持つことを指す。例えば、才能と美貌の両方を備えている場合に「才色兼備」と表現されるように、通常は良い意味で用いられる。
備荒とは、凶作や飢饉に備えて、普段から食糧などを蓄え準備しておくことを指す。特に、飢饉に備えて栽培される作物を「備荒作物」と呼ぶ。
将来の必要に備えて、物資や食料などを蓄えておくことを指す。特に災害や緊急時などの不測の事態に備えて、事前に準備しておく行為を意味する。
必要な用具や機材などを整えて備えること。また、そのために整えられた身支度や器材そのものを指すこともある。
準備とは、ある物事を行う前に必要なものを整えたり、心構えをしたりすることである。例えば、外出する際に持ち物を確認したり、会議に臨んで資料を揃えたりする行為がこれに当たる。
事前に準備を整えておくこと、あるいはその準備されたものを指す。また法律用語としては、犯罪実現のための下準備でありながら、実行の着手には至らない段階を意味する。表記としては「予備」と書くこともある。
整備とは、不完全な部分を補い、必要なものがすべて揃うように整えることを指す。特に機械や設備、制度などにおいて、正常に機能する状態に維持・改善する際に用いられる。
警備とは、不測の事態や危険に備えて警戒し、守りを固めることを指す。また、その任務に当たる人や組織を指す場合もある。
神奈備とは、神霊が鎮座ましますとされる森や山を指す語であり、神聖な領域として信仰の対象となった。古くは「かむなび」とも読み、神が顕現する依り代となる自然の地形を意味する。
備忘録とは、後で忘れることのないように、あるいは忘れた際に参照できるように、必要な事柄を書き留めておくための記録や帳面を指す。
備後表とは、広島県の尾道や福山周辺で生産される高品質の畳表を指す。その名称は、かつての備後国に由来し、丈夫で光沢があり、長持ちする特性から、特に上等な畳として珍重されてきた。
養児備老とは、子供を育てることは将来の老後に備えることであるという意味の四字熟語です。子育ての苦労がやがて自分自身の老後の支えとなるという、家族間の相互扶養の観念を表しています。
「有備無患」は、十分な準備をしておけば心配事が起こらないという意味の四字熟語である。『春秋左氏伝』襄公十一年に由来し、普段から周到に備えておくことの重要性を説いている。
文武兼備とは、学問や芸術といった文の分野と、武術や軍事といった武の分野の両方に優れた能力を備えていることを表す四字熟語である。
文事武備とは、学問や文化を重んじると同時に、軍事の備えも怠らないことを意味する四字熟語である。『史記』「孔子世家」に由来し、国家の安定と繁栄のためには、文治と武備の両方を整えることが不可欠であるという理念を表している。
備荒貯蓄とは、凶作や災害などに備えて、食糧や物資を前もって蓄えておくことを意味する四字熟語である。
知恵と勇気の両方を兼ね備えていることを指す四字熟語。『史記』の「藺相如伝」に由来し、優れた判断力と決断力、そして困難に立ち向かう胆力を併せ持つ人物の資質を表す。「智勇兼備」とも表記する。
常に準備を怠らず、警戒を緩めないことを意味する。戦争や災害などに備えて普段から十分な準備を整え、油断することなく注意を払い続ける姿勢を表す。
才色兼備とは、女性が優れた才能と美しい容姿の両方を兼ね備えていることを指す四字熟語である。「才」は才知や学識を、「色」は顔立ちや容姿を意味し、内面の知性と外面の美しさがともに備わっている様を表す。