夕闇とは、日が沈んだ後、月がまだ昇らないために周囲が暗くなる状態を指す。黄昏時の薄暗さを表し、夜の帳が降り始める頃の仄暗い情景をいう。
宵闇とは、日が暮れて間もない頃の暗さを指す。特に陰暦二十日頃、月の出が遅く宵の時間帯が暗い状態をいう。また転じて、夕暮れ時から夜にかけての薄暗い時間帯そのものを表すこともある。
常闇とは、永久に闇に覆われている状態を指し、絶えることのない暗黒を意味する。常夜と同義で、終わりなき夜の比喩としても用いられる。
無闇とは、十分な考慮をせずに軽率に物事を行う様子を指す。また、程度や分量が適切な範囲を超えて過剰である状態をも表す。
闇雲とは、物事を深く考えることなく、やみくもに行動する様子を指す。闇の中で雲をつかむかのように、見通しもなく、むやみやたらに行うことを意味する。
闇夜とは、月や星の光が全く見えず、深い暗闇に包まれた夜のことを指す。
暁闇とは、夜明け前の月のない暗さを指す。闇夜がほのかな明るさへと移り変わる、あかつきの独特の薄暗さを表す語である。
闇夜とは、月や星の光も届かず、深く暗く沈んだ夜のことを指す。暗闇が辺りを覆い、物の輪郭すら見分けがつかないような状態を表す語である。
亮闇とは、天子や天皇が父母の喪に服する期間を指す語で、ろうあんとも読む。表記としては「諒闇」や「諒陰」とも書かれる。
諒闇とは、天子が父母の喪に服する期間、またそのために籠もる部屋を指す。喪中の君主が政務を控えて慎み深く過ごすことを表し、「亮闇」や「亮陰」とも表記される。
五月雨の降る頃の夜の暗さを指し、特に梅雨の時期の深く重たい闇を表現する語。夏の季語としても用いられる。