危険な状況や重大な局面に直面している状態を指し、物事の存続や安定が脅かされるような深刻な段階を意味する。
危局とは、物事が重大な危機に直面し、その成り行きが極めて不安定で危険な状態にある局面や状況を指す。
危惧とは、悪い事態が起こるのではないかと心配し恐れることを指す。将来に対する不安や懸念を抱く心理状態を表し、特に重大な結果を招く可能性がある事柄について用いられる。
危険な場所や、差し迫った困難な状況を指す。身の危険を感じる場面や、重大な局面に直面している状態を意味する。
病気や怪我が非常に重く、生命の危険が切迫している状態を指す。
危険や災難によって生命が脅かされるような、切迫した状態や状況を指す。
安危とは、安全である状態と危険である状態の両方を指し、物事の安定性や危険性の度合いを表す概念である。特に、ある事柄や状況が安全か危険かという二面性に焦点を当て、その帰趨や結果を論じる際に用いられる。
危座とは、姿勢を正してかしこまり、きちんと座ることを指す。正座や端座のように、礼儀を重んじた正式な座り方を意味する。
危檣とは、船の帆を張るために立てられた高い柱、すなわちマストを指す語である。特にその高く聳え立つ様子を「危」の字で表し、船体から大きく伸びる帆柱の姿を言い表している。
危殆とは、物事が極めて危険な状態に陥り、今にも重大な事態が起こりそうな様子を指す。特に国家や組織などが存亡の危機に直面しているような深刻な状況を表す際に用いられる。
危言聳聴とは、わざと大げさで不安をあおるような言葉を述べ、人々を驚かせたり恐れさせたりすることを指す。
危言危行は、言行を厳しく慎み、世俗に流されず清く正しく保つことを意味する四字熟語である。「危」を「厳しく」と解すれば言語や行いを厳正にする意となり、「高く」と解すれば言行を気高く正す意となる。『論語』憲問篇に由来する。
危言覈論とは、『後漢書』郭太伝に由来する四字熟語で、率直で厳しい言葉をもって物事の核心を突き、道理にかなった議論をすることを意味する。
危急存亡とは、危機が差し迫り、生き残るか滅びるかの瀬戸際にある状態を指す四字熟語である。特に国家や組織など、集団の存続が脅かされる重大な局面を形容する際に用いられ、個人に対して使われることは稀である。故事は『文選』所収の諸葛亮「前出師表」に由来し、「危急存亡の秋」という形で、重大な岐路に立つ時機を表す表現として定着している。
危機一髪とは、髪の毛一本ほどのわずかな隔たりで危険が迫っている状態を指す。物事が極めて危険な局面にあり、わずかな違いで重大な結果を招きかねない瀬戸際にあることを表す。
「安居危思」は、平穏な生活の中にあっても、常に危険を想定して備えを怠らないという心構えを表す四字熟語である。『春秋左氏伝』襄公十一年に由来し、安楽な境遇に安住せず、将来の不測の事態に思いを巡らせて警戒する姿勢を指す。
累卵之危とは、卵を積み重ねたように非常に不安定で、わずかな衝撃でも崩壊しやすい危険な状態を指す四字熟語である。故事は『史記』にあり、范雎が秦王に「王の国は累卵より危うし」と説き、国の危機を表現したことに由来する。
重卵之危とは、積み重ねた卵が崩れ落ちるかのような極めて危うい状態を指す四字熟語である。『説苑』正諫篇に見え、物事が非常に不安定で、わずかなことで壊れてしまう危険性をはらんでいる様子を表す。
巧みな弁舌を用いて国家の安寧を脅かす危険な人物を指す四字熟語。『史記』張儀伝の賛に由来し、舌先三寸で国政を混乱させ、社会の基盤を揺るがす者を喩える表現である。