仰臥とは、身体を上に向けて横たわる姿勢を指す。背中を下にして寝そべる状態を表し、医療現場や日常生活において、患者や負傷者を安静に保つ際に用いられる姿勢である。対義語は「伏臥」となる。
安臥とは、心身ともにくつろいだ状態で横たわることを指す。特に、不安や苦痛を感じることなく、安らかな気持ちで寝そべる様子を表す。
坐臥とは、座ることと寝ることを指し、転じて日常生活全般を意味する。日常の起居動作を表す語であり、「常住坐臥」などの形で用いられる。表記としては「座臥」と書くこともある。
臥床とは、寝るための寝具である寝所を指す。また、床に就いて眠る行為、特に病気のために床に伏せる状態を意味する。
臥竜とは、まだ世に知られず隠れている優れた人物を指す。中国三国時代の蜀の諸葛孔明が、まだ世に出る前、潜んでいる竜に例えられた故事に由来する。
臥梁とは、煉瓦や石材などの組積造において、壁体の最上部を補強し一体化させるために設ける鉄筋コンクリート製の横架材を指す。
臥亜はインド西海岸に位置する地域を指し、十六世紀にポルトガルの植民地として貿易やカトリック布教の中心地として繁栄した。また、江戸時代にはオランダ人を通じて伝えられたインド産の織物の呼称としても用いられた。
臥所とは、人が横たわって休息をとる場所を指し、特に夜間に就寝するための空間や寝床を意味する。寝室と同義に用いられることもある。
官職を退いて故郷に戻り、世間の煩わしさから離れて静かに暮らすことを指す。
病臥とは、病気のために床に臥せって寝込むことを指す。長期間にわたり療養を必要とする状態を表し、日常の活動が困難なほど病状が重い様子をいう。
横臥とは、体を横たえて寝る状態を指し、特に地面や床などに身を横たえる姿勢を表す。側臥の姿勢を含め、あおむけや横向きなど、体を水平に保って休息する様を意味する。
臥待月とは陰暦八月十九日の夜の月を指し、立待月や居待月に続く秋の月である。この時期の月は昇る時刻が遅いため、寝床に臥して待つことからこの名がついた。寝待月とも呼ばれる。
モールとは、縦糸に絹糸、横糸に金糸や銀糸を用いて織り出した、光沢のある浮き織りの織物を指し、帯地などに用いられる緞子に似た風合いを持つ。また、金糸・銀糸や色糸を撚り合わせて作られた装飾用の紐、あるいは針金に色糸などを巻き付けた飾り紐のこともいう。
「攀轅臥轍」は、優れた地方長官が転任する際に、住民がその車の轅(ながえ)にすがりついたり、車の通る道に寝そべったりして引き留めようとする様子を表す故事成語である。転じて、民衆が慕う善政の施政者を深く惜しむ心情を指す。
日常坐臥とは、日々の暮らしの中で座ったり寝たりするような、ありふれた日常の営みを指す。転じて、普段の生活そのものや、常日頃の様子を意味する。
「呑花臥酒」は、花を愛でながら酒を飲み、そのまま花の下に寝転がって酒に興じる風流な遊びを意味する四字熟語である。『雲仙雑記』に典拠を持ち、自然の美しみと酒宴の楽しみを一体として味わう、文人の雅やかな趣向を表している。
東山高臥とは、俗世間の煩わしさを離れて山中に隠れ住み、悠々自適の生活を送ることを指す。中国晋代の政治家・謝安が官職を辞し、東山に隠棲していた故事に由来する四字熟語である。
常住坐臥とは、日常のあらゆる場面や状況を指す四字熟語である。本来は「行住坐臥」とされ、歩行・停止・着座・臥床という日常生活の基本動作を表すが、転じて、座っているときも寝ているときも、つまり常日頃から変わらず続く様子を意味する。