小閑とは、わずかな暇や束の間の余暇を指す言葉である。日常の忙しさの中で得られる短い休息の時間を表し、「小閑を得る」などの形で用いられる。漢字表記としては「少閑」と書くこともある。
長閑とは、静かでのんびりと落ち着いた様子を表し、特に田園風景や生活の穏やかさを形容する。また、天候がよく、風もなく穏やかな気候の状態を指し、例えば春の穏やかな日差しを感じさせる情景にも用いられる。
深閑とは、あたりがひっそりと静まり返り、物音一つしない静寂な様子を表す。特に森や寺社など、人里離れた場所の厳かな静けさを指し、表記は「森閑」とも書かれる。
世俗の雑事や煩わしさから離れ、静かでのんびりとしている様子。また、そのような状態にある場所や境遇を指す。
森閑とは、ひっそりと静まり返った様子を表す。特に人気のない場所や時間帯の、深く厳かな静けさを指し、時に「深閑」とも書かれる。
物事を軽んじ、真剣に取り組まないさま。また、そのような扱いをすること。社会問題や重要な事柄に対して注意を払わず、いい加減に済ませる態度を指す。
「等閑」は、物事を軽んじていい加減に扱うこと、あるいは注意を払わずに放置することを意味する。「なおざり」と同義であり、重要な問題などをおろそかに扱う様子を表す。
何か特定の用事もなく、時間に追われることのない状態を指す。仕事や義務から解放され、自由に使える時間を意味する。
落ち着きがあり上品で、奥ゆかしい様子を表す。また、静かで風情のあるさまを指すこともある。
物事を軽んじて放置すること。あるいは、注意を払わずにいい加減に扱うことを指す。重要な事柄に対して用いられ、無視したりおろそかにしたりする態度を表す。
静かな住まいを指すほか、世俗の雑事から離れてのんびりと過ごすこと、またそのような暮らしぶりを表す。時に「間居」とも書かれる。
ゆったりと静かに語り合うこと、またそのような会話を指す。あるいは、特に用事もなく交わされる無駄話や世間話を意味することもある。
人の気配や活動が少なく、静かでもの寂しい様子を指す。また、特にすることがなく、手持ちぶさたな状態を表すこともある。
静かで落ち着いた趣があり、人里離れた場所などで感じられるもの寂しい雰囲気を表す。
用事がなく暇を持て余している人を指すとともに、世俗の雑事から離れて静かに暮らす人をも意味する。
静かで落ち着いた様子。人通りや物音が少なく、穏やかな雰囲気が感じられるさまを表す。
「閑談」は、特に用事もなく気軽に交わす世間話や雑談を指す語であり、「閑話」と同義である。
閑話とは、静かに語り合うこと、またはそのような会話を指す。また、特に用事もない世間話や無駄話を意味し、「閑話休題」という成句で本題から外れた話を切り上げる際にも用いられる。表記としては「間話」と書くこともある。
広々として静かな様子を表す。空間がゆったりと開け、人気が少なく、穏やかで落ち着いた雰囲気を指す。
閑日月とは、用事や仕事がなく自由に過ごせる時間を指す。また、心に余裕があり、あくせくしない落ち着いた心境を表すこともある。
遊閑地とは、特に用途が定められず、現状では何にも利用されていない空き地のことを指す。都市部においては、駅前などに位置する未利用の土地を指して用いられることが多く、農業において作物を栽培せずに休ませている休閑地とは区別される。
四字熟語で、本筋から外れた余談や前置きを切り上げて、話を本題に戻す際に用いる表現。「閑話」は無駄話を、「休題」はその話題を止めることを意味し、転じて「それはさておき」といった区切りの役割を果たす。
閑人適意とは、俗事から離れてのんびりと暮らす人が、心ゆくままに自分の好きなことをして楽しむ様子を表す。
閑居養志とは、世俗の雑事から離れて静かな生活を送りながら、自らの志や精神を養い高めることを意味する四字熟語である。『後漢書』「梁竦伝」に典拠を持ち、官職を退くなどして世間の喧騒を避け、心静かに自己の内面を磨く境地を表す。
俗世の煩わしさから離れ、悠々と自由な生活を送る様子を表す四字熟語。空に静かに浮かぶ雲と、野を悠然と歩む鶴の姿に喩えられる。官職に縛られず、世を避けて隠遁する人を指すこともあり、「閑雲野鶴を友とする」といった形で用いられることが多い。
閑雲孤鶴とは、俗世間のしがらみから離れ、自由でのんびりと暮らす人のたとえである。空に浮かぶ雲や孤高の鶴のように、何ものにも束縛されず、悠然としている様子を表す。
安閑恬静とは、心にわだかまりがなくゆったりと落ち着き、物静かで穏やかな様子を表す四字熟語である。安閑も恬静も共に、平穏で静かな心境や雰囲気を意味し、それらが重なることで、気持ちが安らかで周囲も静寂に包まれた状態をより強く印象づける表現となっている。
悠悠閑閑とは、心に何のわだかまりもなく、ゆったりと落ち着いた様子を表す四字熟語である。気持ちに焦りや慌ただしさがなく、時間や周囲の状況に追われることなく、のんびりと過ごすさまを指す。漢籍『淮南子』に由来し、「悠悠緩緩」などとも表記される。
忙しい中にも束の間の閑けさがあることを指す。多忙な日常の中でも、心に余裕を持ち、一息つくことができるような時間や心境を表す四字熟語である。
忙しい最中にも束の間の余暇を見つけ、気分転換を図ること。多忙な日常の中でわずかな隙間時間を活用し、息抜きや楽しみを得る様を表す。