土蔵とは、土や漆喰などを塗り固めて壁とした倉庫のことで、防火や防湿に優れ、主に農産物や家財道具などを収納するために用いられる。また、「つちぐら」とも読む。
ある装置や機器の内部にあらかじめ組み込まれている状態を指す。例えば、カメラ本体にフラッシュ機能が組み込まれている場合などに用いられる。
内部に含み持っていること。特に、問題や危険性などが表面には現れずに内に潜んでいる状態を指す。
地中に掘った空間を指し、主に食料や物品を貯蔵するために用いられる。また、居住や作業の場として利用される地下の部屋を意味することもある。漢字では「窖」と書く場合もある。
死蔵とは、貴重な物品や資源を活用することなく、ただ倉庫などにしまい込んだままにしておくことを指す。特に、本来ならば有効に利用されるべきものが、何らかの事情で放置され、その価値を発揮できない状態をいう。
中国南西部に位置する自治区で、パミール高原の東に広がる高原地帯を指す。主な産業はヒツジやヤクを用いた牧畜であり、区都はラサに置かれている。
冷蔵とは、食品や薬品などの物品を腐敗や変質から防ぎ、鮮度を保つために、低温状態で保存することを指す。特に冷蔵庫を用いて行われることが多い。
個人が所有物として所持し、保管していること。また、その物品を指す。一般に公開されず、個人の手元に秘蔵されている状態を表す。
宝蔵とは、貴重な宝物を収蔵する倉庫を指す。また仏教寺院においては、経典を納めるための建物を意味し、経蔵とも呼ばれる。
個人や機関が所有物として保管していること。また、その対象となる物品を指す。美術館や図書館などが作品や書籍を収集・保管する場合に用いられることが多い。
退蔵とは、物資や物品を実際に使用することなく、倉庫などにしまい込んで保管しておくことを指す。
地中に物を隠すようにして収めることを指し、特に宝物や文化財などを土中に隠し置く行為を表す。また、地中に隠された状態にあるものについても用いられ、埋もれた文化財や資源などが発見される前の状態を指すこともある。
家に所蔵されていること。また、その家に伝わる蔵品や家宝を指す。
秘蔵とは、大切なものをしまい込んで保管することを指し、そのようにして所有する品物そのものを意味する。また、人に対しては、大切に慈しみ育てる行為や、そのようにして育てられた者を指す場合もある。
堅蔵とは、堅物と同じく、融通のきかない頑固な人物を指す。蔵の字を含む人名になぞらえた造語として用いられる。
物を蓄えて保管しておくことを指す。特に食糧や物資などを将来の必要に備えて保存する場合に用いられる。
塩蔵とは、食品を塩漬けにして長期保存を可能にする加工法を指し、またその方法によって作られた保存食品そのものを意味する。
大切にしまい込んで、永久に保存することを意味する。特に思い出深い品や貴重な書物などを、単に保管するだけでなく、愛情を込めて秘蔵する場合に用いられる。
腹蔵とは、考えや意見を心の中に隠して表に出さないことを指す。特に、本心を包み隠さずに述べることを促す「腹蔵ない」という否定表現で用いられることが多い。「覆蔵」とも書く。
蔵元とは、江戸時代に諸藩の蔵屋敷において年貢米の販売や金融業務を取り扱った商人を指す。また、現代では酒や醬油などの醸造を行う製造元を意味する。
蔵書とは、個人や機関が所有し保管している書籍の総称を指す。蔵本とも言い、特に一定規模の収集を有する場合には蔵書家と呼ぶこともある。
人に知られないように物や人を隠し持つことを指す。特に、法律や道徳に反するものを密かに隠匿する場合に用いられる。
禅宗において僧侶が就寝する部屋を指す。また、衣服や調度品などを収納する納戸の意味も持つ。
晦蔵とは、自らの才能や知識をあえて表に出さずに隠しておくことを指す。また、物資や資源などが世に知られずに埋もれている状態を意味することもある。
内蔵寮は、律令制における中務省に属する役所であり、主に宮中の宝物の管理や日用品の調達・供進を担当した。蔵人所の前身ともされる機関で、「くらづかさ」とも呼ばれる。
六地蔵とは、仏教において地蔵菩薩が六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)のそれぞれに姿を現し、その世界にいる衆生の苦しみを救済するとされる六種の地蔵尊を指す。
いくら取っても尽きることがなく、際限なく豊富であるさまを指す。蔵の中の物がいくら取り出してもなくならないという原義から転じて、資源や知識などが非常に豊富で枯渇することがない状態を表す。
世に用いられれば進んで事を行い、用いられなければ退いて身を隠すという、処世における達観した態度を表す。『論語』述而篇に由来する四字熟語である。
「用行舎蔵」は、君主に登用されれば世に出てその才能を発揮し、見捨てられれば世間から身を隠して静かに暮らすという、出処進退の時機をわきまえた態度を表す四字熟語である。『論語』に由来し、「用いられれば行い、捨てられれば蔵わる」と訓読される。
「包蔵禍心」は、心の中に悪事を企む意図を秘め隠していることを意味する四字熟語である。「包蔵」は内に抱き包むこと、「禍心」は災いをもたらそうとする心を指し、合わせて表面には表さない害悪の意志を内に秘めている状態を表す。『春秋左氏伝』に典拠を持ち、一般に「禍心を包蔵す」と訓読される。
姿や形を隠して人目につかないようにすること。また、そのようにして身を潜めること。
多蔵厚亡とは、財貨を過度に蓄えることがかえって大きな損失を招くという意味の四字熟語である。『老子』に由来し、貪欲に富を集めれば人間関係を損ない、結局は財産だけでなくすべてを失うことを戒めた表現である。「多蔵」は多くを貯蔵すること、「厚亡」は甚だしい喪失を指し、一般に「多(おお)く蔵(ぞう)すれば厚(あつ)く亡(うしな)う」と訓読される。
蔵頭露尾とは、頭を隠して姿をくらまそうとしながらも、尾が露わになってしまう様子を表す。転じて、物事の一部を隠そうとしても、別の部分から真相が漏れ、完全には隠し通せないことを意味する。
三蔵法師とは、仏教の経蔵・律蔵・論蔵の三蔵に通じた高僧を指す尊称である。特に中国唐代の僧・玄奘三蔵が西域へ経典を求めて旅した故事で広く知られ、『西遊記』では孫悟空らを従えて天竺へ赴く主人公として描かれる。