西方、特に西洋へと旅立つことを指す。中国の古典『西遊記』に由来し、西方への旅の意味合いを持つ。
ヨーロッパの西部地域を指す語で、特に西ヨーロッパ諸国を意味する。また、明治時代以降の日本においては、東洋と対比される広義の西洋、すなわちヨーロッパ全体を指す用法もあった。
中国南西部に位置する自治区で、パミール高原の東に広がる高原地帯を指す。主に牧畜が行われ、ヒツジやヤクの飼育が盛んである。区都はラサに置かれている。
東西とは、東と西の方位を指すとともに、東洋と西洋といった地域や文化の対比をも表す語である。また、方角や方向一般を意味する用法もあり、例えば見知らぬ土地で方角を見失うような状況で用いられる。さらに、演芸などの世界では、興行の冒頭で観客を静めたり場を整えたりするための口上を指すこともあり、この場合は「とざいとうざい」と繰り返して発語される。
泰西とは、西洋諸国を指す語である。「泰」は極みを意味し、西の果てにある地域を表す。主に近代以降、ヨーロッパやアメリカなど、アジアから見て西方の国々を総称する際に用いられる。
古代イスラエルの預言者であり指導者。紀元前13世紀頃、エジプトで奴隷状態にあったイスラエルの民を率いて脱出を果たし、神から授けられた十戒を携えながら約束の地カナンへと導いた。旧約聖書の出エジプト記にその事績が詳述されている。
ウリ科のつる性一年草で、熱帯アフリカ原産。夏に球形や楕円形の大きな果実をつけ、果肉は水分豊富で甘みがある。漢名「西瓜」に由来し、唐音の「スイ」と「瓜」からなる。「水瓜」と表記することもある。
西洋の国々で古くから伝えられ、教訓や風刺を含む短い言い回しを指す。
ヨーロッパ南西部のイベリア半島の大部分を占める立憲君主国。首都はマドリード。一九三〇年代の内戦を経て、一九七五年に王政が復古した。
ヨーロッパ東部からアジア北部のシベリアに至る広大な領域を領有する国家。スラブ系民族を中心とし、首都はモスクワに置かれる。
ニュージーランドは、オーストラリアの南東に位置する立憲君主国であり、イギリス連邦の一員である。主に北島と南島の二つの大きな島と多くの小さな島々から構成され、羊毛や乳製品の主要な生産地として知られている。首都はウェリントンに置かれている。
東奔西走とは、あちこちを忙しく駆け回る様子を表す四字熟語である。東西の方角を挙げて四方八方に奔走する意から、用事や仕事などで休む暇もなく各地を移動し、奔走することを指す。
東食西宿とは、東の家で食事をし西の家に宿泊するという意味から、両方の利益を貪ろうとする欲深い態度を表す四字熟語である。中国の故事に由来し、一人の女性が東の家は裕福だが男が醜く、西の家は貧しいが男が美しいという状況で、両方の家と結婚したいと願ったという逸話に基づいている。
東窺西望とは、あちこちをうかがい見たり眺めたりする様子を表す四字熟語で、落ち着きなく周囲を気にしたり、好奇心から周囲を観察する態度を指します。
隻履西帰は、達磨(円覚大師)の死後、彼が片方の草履を手に持ち西方へ帰る姿を目撃したという故事に基づく四字熟語である。この伝説は、達磨の死後三年を経て、西域からの帰途にあった宋雲が、達磨が片履を携えて西に向かう姿に出会ったとされ、その墓を開くと片方の草履のみが残っていたと伝えられる。ここから、高僧の不可思議な行跡や、生死を超えた境地を象徴する表現として用いられる。
西狩獲麟は、『春秋左氏伝』哀公十四年に記される故事に基づく四字熟語である。魯の哀公が西方で狩りを行った際、麒麟を捕らえたという出来事を指し、後に孔子がこれを不吉な前兆と受け止め、『春秋』の筆を絶ったと伝えられる。この故事から、聖人の世の終わりや、稀なる事象の出現を暗示する表現として用いられる。