大喪とは、かつての制度において天皇が大行天皇・太皇太后・皇太后・皇后の逝去に際し服喪することを指し、またその葬儀自体をも意味する。特に「大喪の礼」として行われる一連の儀式を指して用いられることもある。
身内に死者が出た際に、一定の期間を設けて外出や社交を控え、慎ましい生活を送ることを指す。喪に服するという行為そのものを表す語である。
気力が失われ、元気をなくすこと。物事がうまくいかずに意気込みがくじけ、落胆した状態を指す。「沮喪」の書き換え字としても用いられる。
喪に服する期間が終わり、通常の生活に戻ることを指す。喪が明けることを意味し、除服ともいう。
喪亡とは、大切な人や物を失うことを指し、特に人の死を意味する。また、国や組織が滅びるような重大な損失や崩壊の状況にも用いられる。
喪章とは、弔意を表すために喪服や通常の衣服の腕や胸に着ける黒い布のことで、腕に巻く布やリボン状のものを指します。
喪中とは、身内に不幸があって喪に服している期間を指す。この期間は慶事を避け、年始の挨拶や祝い事への参加を控えるのが習わしである。
喪服とは、葬儀や法事などの弔事の際に着用する礼服を指す。通常は黒色の衣服を指し、弔意を表すためのものである。また、「ソウフク」と読むこともある。
喪家とは、近親者が亡くなり喪に服している家を指す。葬儀を終えた後も一定期間、喪中として日常生活に制限のある状態にある家をいう。
沮喪とは、気力を失って落ち込む様子を指す。物事が思うように進まず、意気消沈して元気がなくなる状態を表す。
玩物喪志とは、珍奇な物や目先の楽しみに夢中になり、本来持つべき志や大切な目標を見失ってしまうことを意味する四字熟語である。故事は『書経』にあり、周の召公が他国からの珍品に心を奪われて国政を疎かにする者を戒めたことに由来する。訓読では「物を玩べば、志を喪う」と読まれる。
人を弄ぶことで道徳心を失うことを意味する四字熟語。他者を軽んじたり嘲笑ったりする行為は、結局は自らの人徳や信用を損なう結果につながるという教訓を示す。『書経』に由来する表現である。
灰心喪気とは、何かのはずみで意気込みを失い、元気がなくなる様子を表す四字熟語である。灰心は火が消えて冷たくなった灰のように、心が萎えてしまった状態を指し、喪気は気力を喪失することを意味する。
栄辱得喪とは、人生における栄光と恥辱、獲得と喪失といった、人として経験する様々な浮き沈みや運命の変化を総称した四字熟語である。
意気沮喪とは、元気や勢いが失われ、がっかりしてしょんぼりする様子を表す四字熟語である。何かに失敗したり、思い通りにいかなかったりして、やる気や張り合いがすっかりなくなった状態を指す。
聞風喪胆とは、評判や噂を耳にして非常に驚き恐れる様子を表す四字熟語である。「風」は風の音や世間の噂を指し、「喪胆」は肝を冷やすほどの衝撃を受けることを意味する。つまり、何らかの情報を聞いただけで胆力を失い、ひどくおびえる心境を形容する表現である。
喪家之狗とは、飼い主を失った犬のように、頼るべきものを失って途方に暮れ、落ちぶれた様子を表す四字熟語である。『史記』「孔子世家」に由来し、孔子が鄭の国で弟子とはぐれ、はなはだしく疲れ果てた姿を形容した言葉とされる。転じて、居場所や頼りを失い、狼狽しきった人物のたとえとして用いられる。
垂頭喪気とは、がっかりして元気をなくし、うなだれて意気消沈している様子を表す四字熟語である。