皮肉とは、相手の欠点や矛盾を遠回しに意地悪く揶揄する言葉や態度を指す。また、期待や予想に反して逆の結果が生じるような、あいにくな状況や運命を形容する際にも用いられる。
朱肉とは、印章や印鑑を押す際に用いる朱色の印肉を指す。印面に付着させて文書などに押印するもので、通常は練り状の素材からなる。
肉芽とは、山芋などの植物の葉の付け根に形成される球状の芽、すなわちむかごを指す。また、転じて、皮膚の傷が治癒過程で新たに盛り上がって形成される柔らかい組織のこともいう。
肉眼とは、望遠鏡や顕微鏡、眼鏡などの補助器具を用いずに、生まれつき備わったままの目でものを見る状態、あるいはその視力を指す。例えば「肉眼で見える星」のように用いられ、裸眼と同義である。
肉食とは、人間が鳥や獣などの動物の肉を食べることを指す。また、動物が他の動物の肉を食べる習性を指す場合もある。対義語として菜食や草食が挙げられる。なお、「ニクジキ」と読む場合もある。
血のつながりの濃い親子や兄弟姉妹など、近い血縁関係にある人々を指す。また、そのような密接な血縁関係そのものをも表す。
機械を通さずに直接人間の口から発せられる声を指し、録音や拡声装置を介した音声と区別して用いられる。
肉筆とは、印刷や複写によらず、本人が直接筆やペンなどで書き記した文字や絵画のことを指す。自筆や真筆とも呼ばれ、複製物とは区別される。
手足の皮膚が強い摩擦や圧迫を受けた際に生じる、豆粒ほどの大きさの水疱を指す。
果実において、種子を包み、外皮の内側に位置する柔らかく多汁な部分を指す。食用となることが多く、果物の風味や食感の主体をなす。
馬肉の別称。肉の色が桜の花びらのような淡い紅色をしていることに由来する。
骨肉とは、文字通り骨と肉を指すが、転じて血のつながった親子や兄弟姉妹など、近い血縁関係にある者を意味する。特に「骨肉の争い」のように、肉親同士の争いを表す際に用いられる。
筋肉とは、収縮と弛緩を繰り返すことで動物の体の運動を生み出す器官であり、主に骨格筋を指す。身体の各部に付着し、随意運動や姿勢の保持を担う。
乾肉とは、鳥や獣の肉を乾燥させて保存性を高めた食品を指す。干肉とも表記され、長期間の保存に適するよう水分を除去した加工肉の一種である。
肉袒とは、上衣を脱ぎ肉体を露わにすることを指す。古代中国において、自らの過ちを認め謝罪の意を示す行為として行われ、これにより相手の処罰を受ける覚悟を表した。
牛や豚などの腹部にあばら骨を覆う部分の肉を指し、脂肪と赤身が層状に交じり合った特徴を持つ。三枚肉とも呼ばれる。
挽肉とは、牛や豚、鶏などの食肉を専用の機械で細かく刻んだものを指す。ミンチとも呼ばれる。
「脾肉」とは、太ももの部分の肉を指す語である。漢字表記としては「髀肉」とも書かれる。
「髀肉」は太ももの部分の肉を指す語で、「脾肉」とも表記される。
謝肉祭は、カトリックの四旬節の前に開催される祭りで、断食期間に入る前に肉食を許される期間を祝うものです。華やかな仮装行列や踊り、宴が催され、春の訪れを寿ぐ意味合いも持ちます。カーニバルとも呼ばれます。
牛首馬肉とは、表向きは立派に見えるが、実質はそれに伴わないことを指す四字熟語である。『晏子春秋』に由来し、店頭に牛の頭を掲げておきながら実際に売っているのは馬の肉であるという故事から、見かけと中身が一致しないことの喩えとして用いられる。
「肌肉玉雪」は、肌が玉のように滑らかで雪のように白いことを表す四字熟語である。主に若く美しい人の肌の状態を形容するのに用いられ、唐代の韓愈の文章にその用例が見られる。
委肉虎蹊とは、肉を虎の通る道に置いておくという意味から、危険な状況に身を置き、災いを招くことを喩えた故事成語である。『戦国策』燕策に由来し、自らを守る術もなく敵地に留まる愚かな行為を指して用いられる。
「一塊之肉」は、『宋史』に見られる四字熟語で、わずか一塊の肉を指す。転じて、ごく僅かな物や取るに足りないわずかな分量を喩える表現として用いられる。
羊頭狗肉は、羊の頭を看板に掲げながら実際には犬の肉を売る故事に由来する四字熟語で、外見は立派だが中身が伴わないこと、すなわち見かけ倒しを意味する。転じて、表向きの宣伝や体裁と実質とが大きく食い違っている状況や、人を欺くようなごまかしの喩えとして用いられる。
髀肉之嘆は、自らの実力を発揮する機会に恵まれないことを嘆くことを意味する故事成語である。中国三国時代、蜀の劉備が長く戦場を離れていたため、ももに贅肉がついたのを嘆いたという故事に由来する。
肥肉厚酒は、脂の乗った美味な肉と芳醇な酒を指す四字熟語で、贅沢な食事や酒宴を表す。『呂氏春秋』に典拠を持ち、豊かな食生活の象徴として用いられる。語順を逆にした「厚酒肥肉」ともいう。
自らに苦痛や不利益を課すように見せかけ、敵を欺いて内部の仲を裂き、離反させる計略を指す。