美称とは、物事を美化して表現したり、褒め称えたりする際に用いる呼び方、またその語そのものを指す。例えば、酒を「豊御酒」、霰を「玉霰」と呼ぶ類である。
美食とは、美味で質の高い食べ物を味わい楽しむことを指し、またそのような料理そのものを表す。特に素材や調理法に贅を尽くした料理を指し、美食家のように食に対する深い理解と鑑賞眼を持つ人々の関心の対象となる。粗食の対義語として用いられる。
美田とは、肥沃で作物の育ちが良い田地を指す。特に「児孫のために美田を買わず」という故事成句において、子孫に財産を残すことがかえってその成長を妨げるという教訓を伝える文脈で用いられる。良田と同義である。
美形とは、整った顔立ちや優れた容貌を指す言葉である。主に人の外見の美しさ、特に顔の造形が秀でている様子を表し、美男や美女を形容する際に用いられる。
美男とは、顔立ちが整い容姿の優れた男性を指す語である。美男子や好男子とも言い換えられ、対義語として「美女」が挙げられる。なお、「美男」は「びだん」と読む場合もある。
美風とは、社会や集団において称賛に値する優れた習わしや習慣を指す。礼儀や節度を重んじる立派な風習を意味し、悪しき風潮に対比される概念である。
顔立ちが整っていて美しいこと。また、そのような容姿のことを指す。
食べ物の味がよく、おいしいこと。また、そのような食べ物そのものを指す。旬の食材や山海の珍味など、特に優れた味わいを賞賛する際に用いられる。
言葉で言い表せないほど美しく優れているさま。特に琴の音色など、耳に心地よく響くものの形容に用いられる。
美容とは、顔や体の外見を美しく整えることを指し、マッサージや専門の施術などによって容姿を整える行為を意味する。また、美しい容貌そのものを表す場合もあり、野菜の摂取が美容と健康に必要だというように、外見の美しさを保つための要素としても用いられる。
称美とは、美しいものや優れたものを賞賛し、その価値を認めて褒め称えることを指す。自然の風景や芸術作品などに対して用いられ、例えば「紅葉を称美する」のように表現される。「賞美」と表記されることもある。
嘆美とは、優れたものや立派な行いなどに深く感心し、心から褒め称えることを指す。その感動のあまり、思わず賞賛の言葉が口をついて出るような様子を表す。また、「歎美」と書くこともある。
美しいものや優れたものを褒め称え、その価値を認めて味わい楽しむことを指す。また、同様の意味で「称美」と表記されることもある。
姿や形、動作などがしとやかで美しく、上品で洗練された趣のあるさまを表す。
あでやかで美しいさまを指し、特に女性の容姿や雰囲気が華やかで色気を伴った美しさをたたえる表現である。
美しい姫、あるいは美しい女性を指す語。特に容姿の優れた女性や、気品ある美貌を持つ女性を形容する際に用いられる。
美しい状態の肌を指すとともに、そのような肌を保つための手入れや美容法を広く意味する語である。
美事は、立派で素晴らしい様子を表す。また、物事が完全に行き届いている状態や、逆に完全に失敗してしまった状態を指して用いられることもある。表記としては「見事」と書くこともある。
済美とは、先祖の優れた業績や美徳を受け継ぎ、それをさらに発展させて完成させることを指す。また、自ら美徳を成し遂げるという意味も含まれる。
美しい酒の肴や、美味しい料理を指す言葉で、特に酒席で供される上質なつまみや、宴席におけるごちそうを意味します。
溢美とは、美しさが限界を超えてあふれ出るほどに優れている様子を指す。転じて、実際以上に褒め称えること、すなわち過度の賞賛や褒めすぎを意味する。
歎美とは、優れたものや立派な行いなどに深く感心し、その価値を認めて褒め称えることを指す。感動を伴って賞賛する様子を表し、「嘆美」と表記されることもある。
美しさをすべて一身に集めていること。また、一人が際立って美しいさまを指す。
美人局(つつもたせ)とは、女性が共謀者と組んで異性を誘惑し、その関係を口実に金品を脅し取る詐欺行為を指す。中国元代の犯罪「美人局(びじんきょく)」に由来し、遊女を妻妾と偽って人を欺いた故事に基づく。
脚線美とは、主に女性の足のすらりとした曲線が醸し出す美しさを指す言葉である。
美濃判とは、美濃紙の規格の一つで、およそ縦二十七センチメートル、横三十九センチメートルの寸法を指します。
セミクジラ科に属する大型の鯨類。体長は約15メートルから20メートルに達し、全身が黒色を呈する。頭部が大きく、他の多くの鯨類と異なり背びれを持たないことが特徴である。別名をセビクジラともいう。
物事を始めたからには、最後まで立派に成し遂げ、見事な成果を収めることを意味する。特に、長い努力の末に完結させ、その結末が賞賛に値する様子を指す。
美人薄命とは、容姿に恵まれた人は、その美貌ゆえに人生において不遇であったり、寿命が短かったりする傾向があることを表す四字熟語である。
美須豪眉とは、美しいひげと太く立派な眉を意味する四字熟語で、男性の威厳に満ちた立派な容貌を形容する表現である。『後漢書』の「趙壱伝」に由来し、主に堂々とした風格を備えた人物の外見を称える際に用いられる。
美酒佳肴とは、上質な酒と見事に調理された料理を指し、酒と肴の両方が優れていることを表す四字熟語である。特に宴席やもてなしの場で、味わい深い酒と共に楽しむ、格別に美味しい料理のことをいう。
八面美人とは、どのような角度から見ても美しく、どのような人に対しても愛想よく振る舞うことができる人のことを指す。転じて、誰に対しても上手に取り入り、八方美人のように振る舞う様子を表すこともある。