半被は、大工などの職人が着用する印半纏を指す。また、かつて武家において家紋を付けて使用人などに着せた半纏のこともいう。「法被」と表記されることもある。
サトイモの子芋を皮付きのまま茹でた料理で、主に秋の味覚として親しまれている。皮を剥かずに調理することから「衣を被せた」ような外観が名称の由来とされる。
法被は、職人などが着用する屋号や紋章を染め抜いた半纏を指す。また、江戸時代には武家に仕える中間が身に着けた丈の短い上着の意味もあり、禅宗においては高僧の椅子に掛ける金襴の布を表す。表記としては「半被」と書くこともある。
被綿とは、物の上に綿をかぶせること、またはその綿そのものを指す。特に重陽の節句の前夜、菊の花にかぶせて夜露や香りを移し取った綿を指し、これで体を拭うと長寿を得るとされた。菊被綿ともいい、「着せ綿」と表記することもある。
被害とは、災害や犯罪、事故などによって受ける損害や危害のことを指します。また、そのような損害や危害を受けること自体も意味し、加害行為の対象となる側を表す場合もあります。
民事訴訟や行政訴訟において、原告から訴えられた当事者を指す。訴訟の相手方として裁判所に出廷し、原告の主張に対する答弁や反論を行う立場にある。
天災や戦災などによって、損害や危害を受けることを指す。特に地震や洪水、火災などの災害に見舞われる状況を表す。
爆撃を受けることを指し、特に原子爆弾や水素爆弾による攻撃で放射能の被害を受ける場合に用いられる。
被髪とは、髪を結わずに乱れさせたままの状態を指す。また、古代中国において冠を着用しない未開の地の風俗を喩える表現としても用いられる。
物の表面を覆い包むこと。また、その覆うもの。絶縁体で電線を保護したり、塗料を表面に施したりする場合などに用いられる。
被膜とは、物体の表面を覆う薄い膜状のものを指す。特に、果実や野菜の表皮を保護するために施されるコーティング剤や、臓器などの生体組織を包む膜を意味する場合がある。
横被とは、僧侶や尼僧が着用する法衣の一種で、七条以上の袈裟をまとう際に、右肩にかける長方形の布を指します。
被曝とは、放射線や放射性物質に身体がさらされることを指す。特に、人体が放射線を浴びることで、外部被曝と内部被曝の二種類がある。原子力事故や医療現場などにおいて、許容線量を超えて被曝すると、健康への悪影響が生じる恐れがある。
犯罪の嫌疑をかけられ捜査の対象となっているものの、まだ公訴を提起されていない者を指す。
被験者とは、実験や調査、検査などにおいて、その対象となる人のことを指します。特に心理学や医学などの研究分野で用いられ、観察や測定、質問などが行われる対象者を意味します。表記検査の文脈では「被検者」と書かれることもあります。
写真や映像において、カメラによって撮影される対象となる人物や事物を指す。特に写真撮影の分野で用いられる表現である。
蝸牛被(まいまいかぶり)はオサムシ科の甲虫で、日本特産種である。体は黒色を呈し、頭部と胸部が細長く、腹部は長楕円形をしている。その名は、カタツムリ(蝸牛)の殻に頭を突っ込んで中身を捕食する習性に由来する。別表記として「舞舞被」とも書かれる。
被髪佯狂とは、髪を乱し、狂ったふりをすることです。古代中国において、賢者が乱世を避けたり、世俗の礼法に抗議したりするために取った、一種の風狂のふるまいを指します。『史記』「宋世家」などにその例が見られます。
被髪文身とは、古代中国において異民族の風俗を指す四字熟語である。髪を結ばずに乱れさせた「被髪」と、身体に入れ墨を施す「文身」という二つの要素からなり、文明化された礼儀作法から外れた野蛮な習俗と見なされていた。この語は『礼記』王制篇に由来する。
被髪左衽とは、髪を結わずに乱れさせ、衣服の襟を左前に着る様子を指す。古代中国において、これは中原の礼儀に従わない異民族の風習と見なされ、未開の文化を象徴する表現として用いられた。『論語』憲問篇に由来する四字熟語である。
「被髪纓冠」は、髪を整える暇もなく冠のひもだけを急いで結ぶ様子を表し、非常に慌ただしく急ぐさまを意味する。故事に由来し、緊急を要する状況で身なりを構わず行動する喩えとして用いられる。
被褐懐玉は、外見は粗末な衣服を身にまとっているが、内面には宝玉のように優れた才能や徳を秘めていることを表す四字熟語である。『老子』に由来し、真に優れた人物はその能力を誇示せず、外見からは窺い知れないことを示唆している。
被害妄想とは、実際には危害を加えられていないにもかかわらず、自分が他人から迫害や攻撃を受けていると確信してしまう精神状態を指す。これは精神医学において、特定の疾患に伴う症状として現れることがある。語源は仏教用語に由来する「妄想」で、誤った考えや執着を意味する。