「小米」は、精白の過程で砕けて小さくなった米粒を指し、砕け米とも呼ばれる。表記としては「粉米」と書くこともある。
玄米とは、籾殻を取り除いただけで精白せず、糠層や胚芽が残った状態の米を指す。白米に比べて栄養価が高く、茶褐色の外観が特徴である。
立米は立方メートルの略称であり、体積の単位を表す。特に木材や土砂などの計量に用いられ、同様の略し方をする平米(平方メートル)と対比されることがある。
米穀とは、主に米を指す語であるが、広くは穀物全般を意味する場合もある。例えば「米穀年度」という表現は、米の収穫時期を基準として区切られた年度を指す。
米作とは、稲を栽培して米を収穫する農作業を指す。稲作とほぼ同義で、米の生産活動全般を表し、その出来栄えや状況を指す場合もある。
米寿とは八十八歳を指し、その年齢を祝う行事をも意味する。「米」の字を分解すると「八」「十」「八」となることに由来し、米の祝いとも呼ばれる。
供米とは、米を供出する行為、あるいはその米そのものを指す。特に供出米を意味する場合に用いられ、「キョウマイ」と読む。なお、「クマイ」と読む場合は別の意味となる。
供米とは、神仏に供えるための米を指す言葉である。読み方は「クマイ」であり、「キョウマイ」と読む場合は別の意味となる。
施米とは、托鉢僧や貧しい者に米を施す行為、またその米そのものを指す。特に平安時代には、毎年六月に朝廷が京都の貧しい僧侶に対して米や塩を施す慣習があり、これは夏の季語としても用いられる。
粉米(こごめ)とは、精白の過程で砕けてしまった米粒のことを指し、砕米とも呼ばれる。また、「小米」と表記されることもある。
飯に炊いて食べるための米を指し、食用として用いられる米の総称である。
新米とは、その年に収穫されたばかりの米を指す。また、転じて、ある仕事や分野に就いて間もなく、経験が浅い状態やその人を表すこともある。後者の用法は「新前」が変化したものとされる。
玄米を搗いて糠層を取り除き、食用に適した白米に加工する工程を指す。また、そのようにして精製された米そのものを意味する。
爆米(はぜ)とは、もち米を煎って膨らませた食品を指す。江戸時代には年始の来客へのもてなしや、ひな祭りの菓子として用いられた。新年を祝う際には「葩煎」の字を当てて表記することもある。
欠米とは、近世において年貢米を輸送する際に不足が生じた分を補填するために徴収された米を指す。その名称は「かけマイ」が転じたものとされる。
米を原料として醸造された食酢の一種で、すしなどに用いられる。こめずとも読む。
斎米とは、寺院や僧侶に施す米、あるいは僧侶の食事として用いられる米を指す。
昔、民衆が官府に米を納めることを指し、特に年貢として納入する米を意味する。表記は「納米」とも書かれる。
籾米とは、稲穂から脱穀した後も籾殻がついたままの状態で、まだ精白されていない米を指す。玄米や白米に加工する前の段階のものであり、「もみよね」とも呼ばれる。
精米の過程で砕けたり割れたりした米粒を指し、また虫食いなどの欠陥がある米も含めてこう呼ぶ。
糯米は粘り気が強く、餅や赤飯などを作るのに適した米の一種である。粳米とは異なり、炊くと強い粘りと独特のもちもちとした食感を呈する。
小米花は、シジミバナの別称であり、またユキヤナギの別称でもある。その名は、米粒のように小さな花の姿に由来する。
五斗の米を指すが、転じてわずかな俸禄や僅かな報酬の喩えとして用いられる。古代中国の故事に由来し、わずかな利益のために己の志を曲げることを戒める意味合いを含む場合もある。
早場米とは、気候条件により植え付けや収穫時期が早い地域で生産される米、あるいは一般の新米よりも先立って収穫され市場に出回る早稲(わせ)の米を指す。対義語は遅場米である。
「米利堅」は「メリケン」と読み、主にアメリカ合衆国やその国民を指す語である。例えば「米利堅波止場」のように用いられる。また、転じて拳骨で殴る行為、あるいはその拳骨そのものを意味し、「米利堅を食う」などの表現で使われる。これは「アメリカン」が転じたものとされる。
扶持米とは、江戸時代に武士に対して俸禄として支給された米を指す。
ザクロソウ科に属する一年草で、路傍などに自生する。葉の形状がザクロの葉に似ていることからこの名があり、夏には黄褐色の小さな花を咲かせる。漢名に由来する「粟米草」の表記のほか、「石榴草」とも書く。
米穀菜蔬は、穀物と野菜を総称する四字熟語で、農作物全般を指す。ここでの「菜蔬」は野菜を意味し、「蔬」は食用となる植物の総称として用いられる。
米泉之精とは、米を原料として醸造される酒の美称である。白居易の「酒功賛」に由来する四字熟語で、米から生まれる清らかな泉、すなわち酒の精髄を讃えた表現である。
米塩博弁とは、米や塩のように細かな事柄まで広く詳しく論じることを指す。議論が詳細かつ多方面にわたって交わされる様子を表し、時に些末な事をくどくどと述べる意味合いも含む。中国の古典『韓非子』に由来する四字熟語である。
米塩瑣屑とは、米や塩のような日常の些細な事柄や、細々とした雑事を指す四字熟語である。日々の生活における取るに足らない雑務や、細かい事柄に追われる様子を表し、時にそうした雑事に忙殺される日常の有様をいう。