主題とは、芸術作品や文学作品などにおいて中心となる題材や思想を指す。また、音楽においては楽曲の核となる旋律を意味する。
外題とは、書物や経巻の表紙に記される題名を指す。また、歌舞伎や浄瑠璃の演目の題目を意味し、主に京都や大坂で用いられた呼称である。江戸においては同様の概念を「名題」と呼んだ。
それまでの話題を一時中断すること。また、話の途中で一旦話題を離れることを指す。
名題とは、歌舞伎や浄瑠璃などの演目の表題を指し、外題とも呼ばれる。また、歌舞伎劇場において上演狂言の題名を記した看板、すなわち名題看板を略した意味でも用いられる。さらに、その看板に名を連ねる資格を有する役者、名題役者を指す略称としても使われる。
学習や理解を助けるために例として示される問題を指し、教科書や参考書などで解法の説明に用いられる。
表題とは、書籍や雑誌などの表紙に記された題名を指す。また、演劇や演説、芸術作品などに付けられた題目を意味することもある。
勅題とは、天皇が定める詩歌の題目のことで、特に新年の宮中行事である歌会始において出題されるものを指す。また、天皇自らが揮毫した扁額を意味する場合もある。
首題とは、議案や文書などの冒頭に掲げられる題目のことを指す。また、仏教の経典においては、巻頭に記された文句を意味する場合もある。
書籍や論文などの表題に添えて、主題を補足説明するための題を指す。サブタイトルとも呼ばれる。
問題とは、解答を必要とする問いや課題を指す。また、解決すべき事柄や、紛糾や困難を伴う事態を意味する。さらに、人々の関心を集め、議論や話題の対象となるような事柄や人物についても用いられる。
探題とは、詩歌の会において、あらかじめ用意された題の中からくじ引きで選んだ題に基づいて詩歌を詠むことを指す。また、鎌倉・室町幕府の職制において、重要な地域に設置され、政務・訴訟・軍事などの統轄を担った役職の名称でもある。
解題とは、書物の成立事情や著者、内容などについて解説することを指す。特に古典籍や重要な文献に対して、その背景や意義を明らかにする作業を意味し、「源氏物語の解題」のように用いられる。また、問題を解くという意味もあり、同音の「開題」と書く場合もある。
話の中心となる題材や、会話の種となる事柄を指す。人々が対話を交わす際に取り上げる主題であり、興味や関心を引き出す内容を意味する。
難題とは、解決が困難な問題や課題を指す。特に詩文の創作においては、題材や形式の制約から生じる作りにくい題を意味する。また、現実の場面では処理に手間取る厄介な事柄や、理不尽な要求や言いがかりといった含意でも用いられる。
書物や絵画、石碑などの作品に、その内容を示すために記される文字を指します。
題辞とは、書物の巻頭や画幅、石碑などの冒頭に記される文句を指す。題詞や題言とも呼ばれ、その作品の主題や由来、あるいは作者の思いを簡潔に示す役割を担っている。
書物や文章の題名を指すほか、研究や議論の対象となる主題を意味する。また日蓮宗においては「南無妙法蓮華経」の七字を特にこう呼ぶ。
経典の内容を章や編に分けた際の題目を指し、経典の構成を示す名称として用いられる。
書物や書画の冒頭に記される題辞と、末尾に付される跋文を総称したもので、作品の由来や鑑賞の所感などを記す文章を指す。
閑話休題は、それまでの余談や前置きを切り上げて本題に入る際に用いる表現である。話が本筋から逸れたときに、話題を元に戻す合図として「それはさておき」といった意味合いで使われる。「閑話」は無駄話を、「休題」はその話を止めることを指し、中国古典『水滸伝』にも見られる四字熟語である。
無理難題とは、道理に合わない言いがかりや、実現不可能な要求を指す。相手が承諾できない、あるいは実行不能であると分かっている問題や条件を押し付けることを意味し、その内容は理不尽で受け入れがたい性質を帯びている。
黒歯彫題は、古代中国の楚の地で行われた風習を指す四字熟語である。歯を黒く染め、額に彫り物を施すことを意味し、『楚辞』の「招魂」篇にその記述が見られる。これは当時の南方民族の身体装飾の一種であり、異界の者や異民族の姿を描写する際に用いられた表現である。