後ろへ退きながら走ること。あるいは逃げて戻ることを指す。
却下とは、提出された願いや申し立て、主張などを審査の上で受け入れず、退けることを指す。主に公式な手続きや裁判などにおいて、その内容を認めない決定を下す場合に用いられる。
後方へ下がること。特に、前方を向いたまま、ゆっくりと後退する動作を指す。
困却とは、困難な状況に直面して解決の手段を見出せず、完全に行き詰まった状態を指す。困惑や困窮が極限に達し、どうしてよいかわからず途方に暮れる様子を表す。
忘却とは、記憶から消え去り、思い出せなくなることを指す。かつて知っていた事柄や経験が意識の外へと退き、もはや想起できなくなる状態を表す。漢字の「却」には退けるという意味があり、記憶を遠ざける様子を捉えた表現である。
進み出ようとするものを妨げて退けることを指す。また、そのように妨げられて退くことにも用いられる。特に法律の分野では、行為の違法性を基礎付ける事情を打ち消すことを意味する。
戦闘や競技において劣勢となり、それまで占めていた位置から後方へ引き下がること。また、単に逃げ去ることをも指す。
消却とは、消し去ることや取り除くことを指し、特に誤りや不要な部分を修正する場合に用いられる。また、蓄えていた物を使い果たす意味や、負債を返済して帳消しにする意味でも使われる。「銷却」の代用として書かれることもある。
脱却とは、これまで身についていた状態や習慣、観念などから抜け出し、離れることを指す。古い考え方や悪い習わしを捨て去り、新たな段階へと移行する際に用いられる表現である。
不要な物や廃棄物を焼いて処分すること。特に、ごみ処理や書類の廃棄などにおいて、燃やすことで始末する行為を指す。
物事を軽んじて放置すること。あるいは、注意を払わずにいい加減に扱うことを指す。重要な事柄に対して用いられ、無視したりおろそかにしたりする態度を表す。
棄却とは、提案や申請などを退けて受け入れないことを指す。また、裁判所が訴訟の内容を審理した結果、その訴えを不適当として退ける手続きを指す場合もある。
滅却とは、物事を消滅させてなくすこと、あるいは完全に消え去ることを指す。特に仏教用語として、煩悩や雑念を払い去り、心を清浄な状態にすることに用いられる。
借金などを返済して負い目を解消することを指す。また、会計用語としては、固定資産の価値が時間の経過とともに減少する性質を反映し、その減少分を費用として計上する手続きを意味し、特に減価償却の略称として用いられる。
「銷却」は、帳簿上の資産や負債を減らすこと、または金銭を支払って債務を清算することを指す。特に、固定資産の価値の減少分を計上する減価償却や、貸倒れなどの損失を計上する処理を意味する。また、法律用語としては、時効によって権利が消滅することを表す場合もある。
箕で穀物をふるって殻やごみを取り除くように、不要なものや悪い部分を揺るがし、選り分けて捨て去ることを指す。特に因習や旧弊などを除き去る場合に用いられる。
心頭滅却とは、心の中にわき起こる様々な雑念や煩悩を消し去り、無念無想の境地に至ることを意味する四字熟語である。「心頭」は心の意、「滅却」は滅ぼし去ることを表し、唐代の詩人杜荀鶴の詩にも見られる表現である。