目深(まぶか)とは、帽子などを深くかぶり、目が隠れるほどになる様子を指す。例えば、野球帽を目深にかぶるといった使い方をする。なお、「めぶか」と読む場合もある。
物事の意味や内容が極めて奥深く、容易には理解しがたい様子を指す。また、神秘性が非常に高く、計り知れない深遠さを有していることを表す。
根深とはネギの別称であり、特に冬期のものを指す。その名の通り、根元が深く張り、寒さに耐える性質を持つことに由来する。
奥深くて容易には理解できない様子。また、物事の本質や核心に通じるような、隠れた深い部分を指す。学問や思想、人の心情などにおいて、表面からは窺い知れないような深遠な境地や内容を表す。
物事の内容や程度がより深く、より高度な段階へと進むこと。また、そのような状態に至らせること。例えば、関係や状況がより複雑かつ重大な様相を呈する場合にも用いられる。
深窓とは、大きな家の奥深くにある部屋を指す。特に、良家の令嬢などが世間から隔離されて大切に育てられる環境を形容する際に用いられ、「深窓の令嬢」といった表現で示される。
深手とは、深く食い込んだ傷や、程度の重い負傷を指す。身体に受けた損傷が深刻で、治癒に時間を要するような状態を表し、「深手を負う」などの形で用いられる。対義語には浅手や薄手がある。
深閑とは、あたりがひっそりと静まりかえり、物音一つしない静寂な様子を表す。森閑とも書く。
深沈とは、心が落ち着き、物事に動揺しない様子を指し、態度や物腰に表れる。また、夜が静かに更けていくさまを表す際にも用いられる。
深更とは、夜がひときわ深く更けた時刻を指す。夜を五つに分けた時刻のうち、最も遅い時間帯を表し、真夜中を過ぎて周囲が静寂に包まれるような時間をいう。
物事の内容や考えが奥深く、浅薄でない様子を指す。また、人との情誼や感情が深く篤いことにも用いられる。
深く心に沈む憂いのことで、物事の先行きや深刻な事態に対して抱く、強い懸念や不安を指す。
事態が差し迫って重大であり、その程度が甚だしい様子を指す。また、心に強く刻み込まれて離れないほど真剣な気持ちや状態を表す。
深く感謝の意を表すこと。また、心から謝罪することを指す。
深緑とは、茂った樹木や若葉に見られる濃く深みのある緑色を指す。特に山々の木々が生い茂る様子や、新鮮な若葉の瑞々しい緑色を表現する際に用いられる。
夜が静かに更けていく様子を表し、また寒さが次第に身に染みるさまを指す。さらに、奥深くひっそりと静かな状態をも形容する。読みを「ふかぶか」とすると、いかにも深く感じられる様子を表す表現となる。
深爪とは、爪を切りすぎて爪の先端が指の肉の部分に近づきすぎてしまった状態を指す。爪の白い部分がほとんどなくなり、指先の皮膚に近いところまで切り込んでしまうことをいう。
深甚とは、感情や意味合いなどが非常に深く、心の底から感じられる様子を表す。謝意や敬意など、内面から湧き上がる強い気持ちを強調する際に用いられる。
深く降り積もった雪を指し、特に冬の情景を表す。また、雪そのものの美しさや清らかさを称える表現としても用いられる。
奥深い山間部から吹き下ろす、冷たく強い風を指す。山岳地帯特有の気象現象で、特に冬期にその勢いを増すことが多い。
ミカン科の常緑低木で、山地に自生する。春には白い小花を咲かせ、秋から冬にかけて球形の果実が赤く熟す。その姿は美しいが、果実には毒性がある。
俗世間のしがらみを超えた高雅な心持ちの風流人が備える、奥深い趣や情感を指す。『世説新語』「文学」に由来し、洗練され上品な境地を表す。
外見は穏やかで寛大に見えるが、内面は思慮深く、計り知れない深みを持っている様子を表す。
言葉や行為の表面に現れた意味の奥に、さらに深い含みや意図が隠されている様子を指す。単に「意味深」と略して用いられることもある。
一往深情とは、ある対象に対して一途に深い愛情を注ぐ心情を指す四字熟語である。『世説新語』「任誕」に典拠を持ち、特定の人や物事に対する揺るぎない深い思い入れを表現する際に用いられる。