半折とは、紙を縦方向に半分に裁断したものを指し、特に全紙を縦半分に切った大きさの紙や、その紙に描かれた書画を意味する。表記としては「半切」や「半截」とも書かれる。
折節は、ある特定の時点や機会を指し、ちょうどその時という意味で用いられる。また、時節や季節を表すこともあり、折に触れて時々行う様子も示す。人生の節目節目で出会う人や、たまに訪れる場所など、時間の流れの中での区切りや契機を捉えた表現である。
折角とは、わざわざ行った行為や努力が無駄になることを惜しむ気持ちを表すとともに、めったにない貴重な機会を大切に扱うべきだという意味でも用いられる。また、相手の労をねぎらい、つとめて何かをしてほしいと願う場合にも使われる。
折衝とは、互いの利害が対立する相手と交渉を行い、問題の解決を図ることを指す。特に外交や労使交渉などの場面で用いられ、双方の主張を調整しながら合意に至るための話し合いや駆け引きを意味する。語源は、敵の矛先をくじくという意味に由来する。
折半とは、金銭や物品を二等分に分けることを指す。特に、共同で負担した費用などを半分ずつに分ける場合に用いられる。
折板とは、檜や杉などの木材を薄く剥いだ板を指す。折敷や折り箱などの細工物を作る際に用いられ、その表記には「剝板」も用いられる。
屈折とは、物が折れ曲がることを指す。また、心理状態などが歪む様子にも用いられる。物理学においては、光や音などの波動が異なる媒質の境界面を通過する際に進行方向が変化する現象を意味する。
山道などで道に迷わないように、目印として木の枝を折っておく行為、またその折られた枝そのものを指す。転じて、道案内や手がかりとなるものを広く意味する。また、「枝折戸」を略した言い方としても用いられる。
挫折とは、計画や事業が途中で行き詰まり、実現できなくなることを指す。また、そのような状況によって意欲や自信を失う心理状態も含む。
折敷とは、薄く削った木の板を四辺に折り曲げて縁を形成した角形の盆を指す。神事において供物を載せたり、食器を置く台として用いられる。
折伏とは、相手の誤った考えや悪しき行いを説き諭して屈服させ、正しい教えへと導き帰依させることを指す。また、「せっぷく」と読む場合には、相手の勢いを抑え込んで従わせるという意味を表す。
つづらおりとは、葛籠(つづら)を編む蔓のように幾重にも折れ曲がり、複雑に入り組んだ坂道や山道を指す。特に山岳地帯などで見られる急峻な地形に設けられた、蛇行するように続く道筋を形容する語である。
夭折とは、若くして死ぬことを指す。特に将来を期待されていた人物が、その才能を十分に発揮する前に早世する場合に用いられる表現である。
折檻とは、厳しく叱責し、特に体罰を加えることを指す。この語は、前漢の成帝を強く諫めて怒りを買った朱雲が、殿中から引きずり下ろされそうになり、必死に取りすがった欄干が折れたという故事に由来する。
磬折とは、中国古代の打楽器である磬の形状に似せて、上体を深く折り曲げることを指します。転じて、腰を大きく曲げて丁寧に行う礼拝の姿勢を表す語となりました。
枝折戸とは、木や竹の枝を編み込んで作られた簡素な戸のことで、主に庭の出入り口などに設けられる。柴折戸とも表記する。
折鶴蘭はユリ科の多年草で、南アフリカを原産とする。細長い葉が根元から群がり生え、茎の先端に付く子株の形状が折り鶴に似ていることからこの名がある。主に観賞用として栽培される。
跋折羅は、金剛あるいは金剛石を指す語である。また、密教においては煩悩を打ち砕く法具、すなわち金剛杵を意味し、縛日羅や伐折羅とも表記される。これは梵語に由来する語である。
紆余曲折とは、物事の経緯や過程が複雑に入り組み、幾度も方向を変えながら進んでいく様子を表す。道筋が単純ではなく、多くの障害や迂回を伴う状況を指し、人生の歩みや事業の展開などについて用いられる。
蘭摧玉折は、優れた才能や美しさを持つ人物が早世することを、香り高い蘭が折れ、美しい玉が砕けることに喩えた四字熟語である。『世説新語』に由来し、「たとえ蘭や玉のように砕け散るとしても、ただ漠然と雑草のように生き栄えることなどはしない」という精神を表し、潔い死を尊ぶ考え方を示す。
面折廷諍とは、君主や目上の人の面前で、その過ちを率直に指摘し、堂々と諫めることを意味する。朝廷や公の場において、遠慮なく直言して正す姿勢を表す四字熟語である。
瓶墜簪折は、白居易の詩「井底引銀瓶」に由来する四字熟語で、男女の仲が破綻することを意味する。瓶が井戸の底で壊れ、簪が折れるという二つの喩えを通じて、一度壊れた関係は修復が難しいという状況を表している。
百折不撓は、何度も挫折や失敗を経験しても、決して意気消沈したり諦めたりせず、粘り強く目標に向かって努力し続ける姿勢を表す四字熟語である。「百折」は幾度もの試練や敗北を意味し、「不撓」は心が折れず屈しないことを示す。
波乱曲折とは、物事が順調に進まず、様々な困難や障害、予期せぬ出来事が次々と起こり、経過が複雑に入り組んでいる様子を表す。人生や事件、物語の展開などが平坦ではなく、起伏に富み、紆余曲折を経ることを意味する。
北斗七星のように鋭く折れ曲がり、蛇が這うようにくねくねと曲がりながら進むさまをいう。主に川や道などが複雑に屈曲し、連続して続いている様子を表す。