疾駆とは、馬や車などを速やかに走らせることを指し、また、自らが速く走ることも意味する。疾走と同義で、迅速な移動や前進の様子を表す。
疾言とは、早口で話すことを指し、またその言葉そのものも意味する。落ち着きを欠いた様子を表す「疾言遽色」という成語にも用いられる。
疾呼とは、緊迫した状況や強い感情に駆られて、慌ただしく早口に叫び立てることを指す。
憎しみや敵意を込めて鋭く見つめること。また、睨みつけるように強い不快感や非難の意を込めて対象を注視する様子を指す。
目の病気を指す語で、眼病と同義である。視覚器官に生じる様々な疾患の総称として用いられる。
口が早く、物事をすばやく言い表すこと。また、軽々しく言葉を発する様子を指す。
舌疾とは、言葉を早口で話す様子を指す。舌の動きが速く、流暢に言葉を発するさまを表し、口速や舌速と同様の意味を持つ。
淋疾は淋病と同じく、主に性行為によって感染する細菌性の疾患を指す。古くは「痳疾」とも表記された。
肛門およびその周辺に生じる疾患の総称であり、痔核や裂肛などの状態を指す。
剽疾とは、動作や動きが非常にすばやい様子を指す。漢字の「剽」も「疾」もそれぞれすばやい意味を持つことから、両者が組み合わさって、すばやさを強調した表現となっている。表記としては「慓疾」と書かれることもある。
瘧疾は、悪寒と高熱を繰り返す発作を特徴とする感染症で、マラリア原虫によって引き起こされる。古くは「おこり」とも呼ばれ、蚊を媒介として感染する。
癈疾とは、治療が困難で回復の見込みがない病気を指す。また、律令制においては身体の疾病や障害により労働能力を失った状態、あるいはそのような人を意味し、「廃疾」と表記されることもある。
春に吹く強い風を指し、特に砂塵を巻き上げながら激しく吹きすさぶ様子を表す。春の訪れとともに現れる荒々しい風の現象である。
河魚腹疾は、川魚が腹を病むことを指す四字熟語で、『春秋左氏伝』に由来する。転じて、国家や組織が内部から腐敗し、自滅へと向かう様子を喩える表現として用いられる。
煙や霞を愛する癖が病のように抜けなくなることを指し、山水や自然の風景を深く愛好するあまり、その情趣にすっかり心を奪われてしまう様子を表す。
励声疾呼とは、厳しい口調で激しく叫び、主張や意見を強く訴える様子を表す四字熟語である。
「剽疾軽悍」は、動作が素早く軽やかで、勇猛果敢な様子を表す四字熟語である。特に兵士や軍隊の機敏で勇敢な性質を形容する際に用いられ、『淮南子』「兵略訓」にその由来を見ることができる。
大声疾呼とは、激しい勢いで声を張り上げて叫ぶことを指す四字熟語である。「疾呼」は声を荒げて呼び立てる意で、切迫した状況や強い主張を表す際に用いられる表現である。
疾風怒濤は、激しい風と荒れ狂う大波の様子を表し、行動や動きが非常に迅速で勢いのあることを指す。転じて、社会や時代が目まぐるしく変化し、情勢が大きく動揺する激動の時期を形容する際にも用いられる。
疾風迅雷は、激しく吹き抜ける風と、速やかに轟く雷を意味する四字熟語である。そこから転じて、物事の進行や人の行動が極めて迅速で、しかも勢いが激しい様子を表す。『礼記』玉藻篇に典拠を持つ。