いくつかの文が連なり、まとまった思想や感情を表現した言語表現の単位を指す。一般には韻文に対し、散文の形式で書かれたものをいう。
玉章とは、相手の手紙を敬って言う語であり、またすぐれて美しい詩文を指す。
印章とは、個人や団体のしるしとして文書などに押すもので、印鑑やはんこと同義である。その漢字「章」は、印面に刻まれた文字を意味することに由来する。
回章とは、前から読んでも後ろから読んでも同じ文章になる回文を指す。また、返事の手紙を意味し、その場合には「廻章」と書くこともある。
周章とは、予期せぬ出来事に直面して慌てふためき、冷静さを失う様子を指す。突然の災害や緊急事態に際して、人々が取り乱す状態を表す語であり、狼狽とほぼ同義である。
肩章とは、制服などの肩の部分に取り付ける徽章のことで、主に軍人や警察官などの階級や所属、役職などを示すための標識として用いられる。
紋章とは、家や氏族を表すために用いられる特有の図案化されたしるしのことで、王室や家系の象徴として用いられます。また、会社や団体など、特定の組織を識別するための標章としても用いられます。
文章の一部分を指す言葉で、本来の文脈から切り離された一節を意味する。また、断章取義という成語において、文章の一部だけを取り出して都合よく解釈することを表す際にも用いられる。
文章における章や句、あるいは段落や区切りを指す語。文章の構成上のまとまりや、その中で区切られた一節を意味する。
頭足綱八腕類に属する軟体動物の総称で、円筒形の胴体と八本の腕を持つ。吸盤が並んだ腕を用いて海底を移動し、岩陰などに潜む。食用として広く利用され、煮物や刺身、揚げ物など多様な調理法がある。
喪章とは、弔意を表すために喪服や通常の衣服の腕や胸に着用する黒い布、または黒いリボンなどのことを指します。
腕に巻く布製の標識で、所属・役職・任務などを示すために用いられる。
標章とは、特定の事柄や所属を示すために用いられる記号やしるしのことであり、記章やバッジなどの形態をとることが多い。例えば、行事や団体の参加者を識別するために身につけるものを指す。
玉章とは、手紙や便り、消息を指す言葉である。また、かつては使者や使いのことも意味した。語源は「たまあずさ」が転じたもので、古くは使者が梓の木に結びつけて文書を運んだ故事に由来する。
詩文における篇と章を指す。もとは連なった句を章とし、章が連なって篇を成すことをいうが、転じて広く文章や詩文、また書物そのものを意味する。「編章」と表記することもある。
日本の国旗を指す語で、白地の中央に赤い円形を配した意匠の旗をいう。通称「日の丸」とも呼ばれる。
マダコ科に属するタコの一種で、沿岸の岩礁地帯に生息する。八本の腕はほぼ同長であり、体色は通常紫褐色を呈するが、周囲の環境に応じて変化する性質を持つ。食用として利用される。
魯魚章草とは、文字を書き写す際に生じる誤りのたとえです。魯と魚、章と草はそれぞれ字形が似ていることから、写し間違いや誤記を指して用いられます。転じて、物事を不注意に扱って生じる誤り全般を意味することもあります。
竜章鳳姿とは、伝説上の霊獣である竜や鳳凰のように威厳と気高さを備えた、堂々とした立派な容姿や風采を表す。内面の優れた資質が外面に現れた様子を指し、特に人物の卓越した風格や品格を賞賛する際に用いられる。
乱雑無章とは、物事が入り乱れて秩序を欠き、筋道が立たない状態を指す四字熟語である。乱雑にして章(秩序・筋道)が無いという意味で、整理されずに無秩序に放置されている様子を表す。中国唐代の文人・韓愈の「送孟東野序」に典拠を持つ。
文章絶唱とは、詩歌や文章のうち、これ以上ないほど優れた傑作を指す四字熟語である。「絶唱」は比類なき詩歌を意味し、宋代の随筆『鶴林玉露』では司馬遷の「伯夷伝」や蘇軾の「赤壁賦」などがその例として挙げられている。
文章や詩文の一部を切り取り、全体の文脈を無視して自分に都合の良い意味だけを取り出すことを指す。本来の意図を歪めて解釈する行為を意味し、『春秋左氏伝』に由来する。
「尋章摘句」は、文章や詩の細かな部分にばかり気をとられ、全体の趣旨や大意を理解できないことを喩えた四字熟語である。章句の末節に拘泥して大局を見失う様を指し、学問や物事の捉え方において本質を見誤る態度を批判する意味を持つ。
周章狼狽は、予期せぬ出来事に直面して慌てふためき、冷静さを失って取り乱す様子を表す四字熟語である。「周章」と「狼狽」はいずれも慌てることを意味し、二語を重ねることで、動揺や混乱の度合いを強めている。
鉤章棘句とは、文章の表現が難解で読みづらいことを指す四字熟語である。文字通り、鉤(かぎ)や棘(とげ)のように鋭く複雑な章句から成り、読む者を悩ませるような晦渋な文体を意味する。唐代の文人・韓愈の「貞曜先生墓誌銘」に典拠を持つ。