冗句とは、文章や会話において必要のない余分な文句や語句を指す。また、ふざけて言う言葉、つまり冗談を意味する場合もあり、これは英語の「ジョーク」に相当する語として用いられることもある。
文句とは、文章を構成する個々の言葉や表現を指す。また、不満や苦情として述べ立てる言い分のことも意味する。
甚句は、七・七・七・五の四句から成る定型の俗謡の形式を指し、各地の民謡や祝いの席などで歌われる。米山甚句などがその代表例である。
発句とは、連歌や連句において最初に詠まれる五・七・五の十七音から成る句を指す。また、この形式が独立して発展し、近世以降に確立した俳句のことも意味する。
俳句とは、五・七・五の十七音から成る定型詩で、俳諧連歌の発句が独立したものである。通常、季語を詠み込むことを原則とし、自然や人事に対する鋭い観察と情感を凝縮して表現する。
文章における章や句、あるいは段落や区切りを指す語。
節句とは、季節の変わり目を祝う行事の日のことである。古くは人日や上巳、端午、七夕、重陽の五節句を指したが、現代では特に三月三日の桃の節句と五月五日の端午の節句を指すことが多い。節供(せちく)と呼ばれる供え物を神に捧げ、それを共に食する行事に由来し、転じてその祝日そのものを意味するようになった。
警句とは、簡潔な言葉で真理を鋭く突いたり、奇抜な発想を示したりする短い文句のことで、アフォリズムとも呼ばれる。
麗句とは、言葉を美しく飾り立てた表現を指し、特に詩歌や文章において技巧を凝らした優雅な語句を意味する。しばしば過剰な修飾を含む場合があり、美辞麗句として用いられることも多い。
聯句とは、漢詩の形式の一つで、複数の詩人がそれぞれ一句ずつを詠み、それらを連ねて一編の詩を完成させることを指す。また、そのようにして作られた詩そのものを指す場合もある。律詩において、対句を構成する二句を指すこともある。表記としては「連句」と書くこともある。
句読点とは、文章の切れ目や区切りを示すために用いられる符号の総称であり、主に文の終わりを示す句点「。」と、文中の区切りや語句の列挙を示す読点「、」から成る。これらを適切に用いることで、文章の構造を明確にし、読み手の理解を助ける役割を果たす。
「一句一語」とは、四字熟語の一つで、一つ一つの言葉やわずかな言葉のことを指します。文章や会話における個々の語句を重視し、その一つひとつが持つ意味や重みを強調する表現です。
「一字一句」は、文章や発言における一つ一つの文字や語句を指す表現である。わずかな言葉の違いにも注意を払うべきであるという含意を持ち、細部まで厳密に扱う姿勢を表す際に用いられる。
「一言半句」は、ほんのわずかな言葉、ごく短い発言を意味する四字熟語である。「いちげんはんく」とも読む。通常は「一言半句も漏らさない」のように、下に否定や打消しの表現を伴って用いられ、一言たりとも、という強い否定の気持ちを強調する表現として機能する。
一言一句とは、一つ一つの言葉や文句を指す四字熟語である。「一言」も「一句」もそれぞれ短い言葉や発言を意味し、それらを重ねることで、言葉の一つひとつ、あるいは細部に至るまで全ての表現を強調する表現となっている。「いちげんいっく」とも読む。
一語一句とは、言葉の一つひとつを指す表現であり、細部に至るまで注意深く言葉を選び、あるいは一字一句を厳密に扱う様子を表す。
滞言滞句とは、言葉の表現や文句に固執するあまり、その背後にある真実や本質を捉えられなくなることを指す四字熟語です。もとは仏教用語で、「滞」は執着する意、「言」と「句」はともに言葉を表します。文字面だけにこだわって、生きた真実を見失う状態を喩えています。