「一旗」は一本の旗を指す語である。特に「一旗揚げる」という慣用表現において、新たに事業を起こして名を上げ、成功を収めようとする意を表す。
反旗とは、謀反を起こす者が掲げる旗のことを指す。転じて、権力や支配体制に対して公然と反抗する行為を意味し、「反旗を翻す」という表現で反逆の意思を表明する際に用いられる。「叛旗」と書かれることもある。
弔旗とは、弔意を表すために掲げる旗を指す。特に国家の不幸があった際には、国旗に黒い布を付けたり半旗に掲げたりする形式をとり、哀悼の意を示すものである。
旗魚はマカジキ科やメカジキ科に属する大型の海魚の総称で、熱帯から温帯の外洋に広く生息する。体形はマグロに似るが、特徴として上顎が剣のように長く突き出ている。食用とされ、カジキマグロとも呼ばれる。漢字では「梶木」と表記することもある。
旗下とは、将軍直属の家臣、すなわち旗本を指す。また、より広く、ある人の支配下にあること、またはその配下に属する人々を意味し、この場合には「麾下」と表記することもある。
旗日とは、国民の祝祭日のことで、その日には国旗を掲げて祝う習慣に由来する。
旗鼓とは、軍旗と陣太鼓を指し、これらは戦場における指揮や統制のための重要な道具であった。そこから転じて、軍隊そのものや軍勢を意味するようになり、特に「旗鼓相当」という表現で、対峙する両軍の勢力が互角であることを表す際に用いられる。
旗亭とは、古くは中国で目印として旗を掲げたことに由来し、旅館や料理屋を指す語である。
スキーの回転競技において、コースの方向を示すために雪面に立てられた一対の旗を指す。競技者はこの二本の旗の間を通過しなければならず、その位置や間隔はコースの設定を決定づける重要な要素となる。
旗色とは、戦いや競争における優劣の状況を指す言葉である。戦場で軍旗の翻る勢いや状態から、形勢の良し悪しを表すようになった。
旌旗とは、鮮やかな鳥の羽を飾り付けた旗のことを指し、広くは様々な旗や幟(のぼり)の総称として用いられる。
日章旗とは、白地の中央に赤い円形を配した日本の国旗を指す。通称「日の丸」とも呼ばれ、日本国を象徴する旗として広く認知されている。
旗差物とは、かつて戦場において鎧の背中に目印として挿した小さな旗を指す。
メカジキ科に属する大型の海魚で、温暖な海域に分布する。全長は約三メートルに達し、紡錘形の体と大きな目が特徴である。上顎は剣のように長く突き出ており、食用として利用される。
旗幟鮮明とは、戦場で掲げる旗や幟の色が鮮やかで遠くからもはっきり見える様子から転じて、主義や主張、立場などが明確で曖昧さのないことを意味する。
「旗鼓相当」は、両軍が対峙して戦うことを指し、転じて対立する勢力の力が互角で、優劣がつけがたい状態を表す。実力が伯仲している様子を意味し、『後漢書』の故事に由来する。
戦いにおいて敵軍が完全に敗北し、秩序を失って混乱している様子を表す。車のわだちが乱れ、軍旗が倒れているさまから、敵が総崩れとなって敗走するさまを意味する。
青蓋黄旗とは、青色の天蓋と黄色の旗を指す四字熟語で、天子の行列や威厳を象徴するものである。『文選』所収の陸倕「石闕銘」に典拠があり、皇帝の権威や儀仗を表す表現として用いられる。
鼓旗相当とは、戦いにおいて両軍の旗や太鼓の勢いが互角であることから、対戦する双方の力が伯仲している状態を指す。転じて、競争や対立において実力が拮抗し、優劣がつけがたい様子を表す。