王の政務を補佐すること。また、その役目を担う臣下を指す。君主の統治を助け、国家の運営を支える重要な役割を意味する。
王師とは、君主が率いる軍隊を指す。また、君主に学問を教える師匠の意味も持つ。
王子とは、王の息子を指す語である。また、かつての日本の皇族においては、親王の称号を賜っていない男子を指す場合もある。
王水とは、濃塩酸と濃硝酸を三対一の体積比で混合して得られる強力な酸化性の液体である。通常の酸では侵されない金や白金などの貴金属をも溶解する性質から、この名が付けられた。
王が国家の統治権を有する政治体制を指し、君主制の一形態として王を元首とする統治制度を意味する。
王政とは、国王や天子などの君主が統治権を行使する政治形態を指し、君主政体そのものを意味する。
王業とは、君主が天下を治め、国家を統治するための事業を指す。
王道とは、儒家思想において理想とされる統治のあり方であり、特に孟子によって説かれた。君主が仁徳を以て民を導き、武力や権謀術数に頼らない政治の道を指す。転じて、最も正統で確実な方法や、安易な近道を意味することもある。
王妃とは、王の配偶者を指す語である。また、皇族の中で王の称号を持つ者の妻を意味する場合もある。
王父とは、亡くなった祖父を敬って言う語である。また、王の父親という意味も持つ。
君主を指す語で、特に一国を治める最高権力者を意味する。「クンオウ」が転じた読み方とされる。
法王とは、カトリック教会における最高位の聖職者である教皇を指す呼称である。また、仏教においては釈迦如来を尊んで用いられる称号でもある。
竜王とは、仏法を守護する八部衆の一つであり、竜の姿をした水の神、すなわち竜神を指す。また、将棋において飛車が敵陣に入って成った駒の名称でもあり、縦横に加えて斜め後ろにも動けるようになる。
勤王とは、天皇に対して忠誠を尽くし、朝廷の権威を守ることを指す。特に江戸時代末期には、幕府を倒して天皇中心の政治体制を確立しようとする運動を指し、その支持者は勤王派と呼ばれた。尊王とほぼ同義で用いられるが、佐幕(幕府支持)の対義語としても使われる。
尊王とは、天子すなわち天皇や皇室を敬い尊ぶことを指す。特に江戸時代末期には、幕府政治を批判し天皇の権威を高めようとする思想や運動を表す言葉として用いられ、その思想に共鳴する志士たちは尊王の志士と呼ばれた。
「王八」は、人を罵る言葉で、主に「こんちくしょう」や「ならず者」といった意味で用いられる。その由来は、中国五代の前蜀の王建が、若い頃から盗みなどの悪事を働き、村人から「賊王八」と呼ばれた故事による。表記は「忘八」や「亡八」とも書く。読み方は中国語に由来し、「ワンパ」または「オウハチ」と読む。
王の血筋を受け継ぐ者、すなわち王家の子孫を指す語。特に、王位継承の資格を持つ血統に連なる者を意味する。
ウリ科のつる性多年草で、山野に自生する。夏の夕方に白いレース状の花を咲かせ、卵形の赤い実をつける。「王瓜」の表記は漢名に由来するが、これは誤用とされ、「烏瓜」や「老鴉瓜」と書かれることもある。
カレイ科の海魚の総称。漢名「王余魚」に由来する名称であり、通常は「鰈」の字で表記される。
四天王は、仏教において帝釈天に仕え、仏法を守護する四人の武神を指し、持国天、増長天、広目天、多聞天から成る。転じて、ある分野や集団の中で特に優れた業績や実力を持つ四人の人物を並び称する呼称としても用いられる。
冥王星は太陽系の準惑星の一つであり、海王星の外側を公転している。その軌道は楕円形を描き、時には海王星の軌道の内側に入り込むこともある。1930年に発見されたこの天体は、長らく太陽系の第九惑星とされてきたが、2006年に準惑星に分類された。
古代インドのマウリア朝第三代の王で、紀元前三世紀頃にインド亜大陸を初めて統一した君主である。仏教を厚く保護し、法(ダルマ)に基づく統治を推進するとともに、広く仏教を国内外に伝道させたことで知られる。「阿育」は「アショーカ」の音写であり、「アイク」とも読まれる。
王法を根本とすることを意味し、君主の定めた法律や社会の規範を行動の基準とすべきだという考え方を表す。
「王述忿狷」とは、『晋書』の「王述伝」に由来する四字熟語で、晋の官僚であった王述の短気で頑固な性格を指す。些細なことにもすぐに腹を立て、一度怒ると我を忘れて激しく反応する様を表し、感情の制御が難しく、融通の利かない性質を意味する。
君主を補佐して国を治める優れた才能を備えた人物を指す。『漢書』に登場する董仲舒を評した言葉に由来し、特に優れた宰相や参謀としての資質を称える表現として用いられる。
王侯将相は、王や諸侯、将軍や大臣など、高い身分にあり権勢を有する人々を指す四字熟語である。『史記』陳渉世家に「王侯将相、寧ぞ種あらんや」とあり、本来はそうした地位は家柄や血統によって決まるものではなく、誰でも努力や機運によって成り上がれるという意味で用いられた。
覇王之輔は、『史記』「斉太公世家」に由来する四字熟語で、天下を治める王者を補佐し、その業績を支える優れた臣下や補佐役を指す。