大将とは、軍隊において全軍を指揮・統率する最高位の指揮官を指す。また、軍隊の階級の一つとして将官の最上位を表すこともある。転じて、集団や仲間内の中心人物を親しみやからかいを込めて呼ぶ場合にも用いられ、例えば「お山の大将」などと言う。さらに、柔道や剣道などの団体戦において、主将として最後に登場する選手を指すこともある。
「女将(じょしょう)」は、旅館や料理店などの主人である女性、あるいはそのような店を切り盛りする女性を指す言葉である。主に「女将(おかみ)」と同じ意味で用いられるが、より改まった場面や書き言葉として使われる傾向がある。
主将とは、軍隊において全軍を統率する総大将を指す。また、スポーツチームなど集団を率いる選手の代表、すなわちキャプテンを意味する場合もある。表記としては「首将」と書くこともある。
亜将は、日本の近衛府における中将または少将を指す唐名である。これは、大将に次ぐ地位を意味する「亜」の字を用いて、将官の序列における上位に位置する官職を表現したものである。
武将とは、武士の集団を統率する大将を指し、特に戦場において軍勢を指揮する者を意味する。また、剣術や弓術、馬術などの武芸に優れた将を指す場合もある。
勇将とは、勇気と武勇に優れ、戦場で際立った活躍を見せる将軍や指揮官を指す。単に戦闘が強いだけでなく、部下を率いて困難な状況を切り開く胆力と統率力を兼ね備えた人物をいう。
将棋とは、縦横九マスずつに区切られた盤上で、王将をはじめとする二十枚ずつの駒を動かし、互いの王将を追い詰めることを競う二人用の盤上遊戯である。
将校とは、軍隊において兵士を指揮する士官を指し、通常は少尉以上の階級を持つ武官を意味する。古代中国では「校」が軍営の柵を表し、指揮官がその中で号令を発したことに由来する。
軍隊を指揮し統率する立場にある者を指し、特に将軍や大将など、軍の上級指揮官を意味する。
主将に次ぐ地位にあって、その補佐を務める者。軍隊や組織において、主将を助け指揮を補完する役割を担う。
驍将とは、戦場において勇猛果敢で優れた武勇を発揮する武将を指す。特に戦闘における強さと勇敢さを兼ね備え、敵を圧倒するような活躍を見せる将帥のことをいう。勇将や梟将と同様の意味を持つが、より一層鋭い戦闘能力と統率力を強調する表現である。
干将莫耶は、中国の伝説に登場する名匠夫妻の名前に由来する四字熟語である。呉王闔閭の命を受けた干将とその妻莫耶が、ついに名剣を鍛え上げた故事に基づき、優れた技術や作品、また夫婦が協力して成し遂げることを喩える。『呉越春秋』の「闔閭内伝」にその伝承が記されている。
一人の将軍の成功の陰には、数多くの兵士の犠牲があることを意味する。戦場において将軍の功績は、多くの兵卒の屍の上に成り立つという喩えから、指導者の栄光が末端の多くの人々の犠牲によって支えられている状況を指す。
「不将不迎」は、去る者を送らず来る者を迎えずという意から、過ぎ去ったことを悔やんだり、まだ来ぬ未来を案じたりしない心境を表す四字熟語である。『荘子』に由来し、無為自然の境地を示す。
敗軍の将とは、戦いに敗れた将軍を指す四字熟語であり、転じて物事に失敗した人を喩える場合にも用いられる。特に「敗軍の将は兵を語らず」という形で用いられることが多く、これは敗れた者が戦術について語るべきではない、すなわち敗北を潔く認め弁解や助言を控えるべきだという教訓を示す。故事は『史記』「淮陰侯伝」に由来する。
田園将蕪は、陶潜の「帰去来辞」に由来する四字熟語で、故郷の田畑が荒れ果てようとしている様子を表します。そこから転じて、長く顧みられずに放置された物事や、世話をされずに荒廃した状態を指して用いられます。
大樹将軍とは、後漢の武将である馮異の異名に由来する四字熟語である。彼は戦功を誇ることなく、論功行賞の際には木陰に身を隠して他の将兵を先に立てたという故事から、己を誇らず謙虚で控えめな態度を貫く人物、特に功績を鼻にかけない優れた指導者を指して用いられる。
「将門有将」は、将軍の家系には代々将軍たる人物が現れるという意味の四字熟語である。『史記』孟嘗君伝に由来し、優れた才能や資質は家系に受け継がれるものであることを示す。
間違いや誤りを犯した際に、それをそのまま受け入れ、むしろそれを利用して事態を好転させようとする態度や方法を指す。誤りを認めつつも、その状況を逆手に取り、新たな展開や成果を生み出そうとする柔軟な対応を示す表現である。
出将入相とは、文武両道に優れた人物が、戦時には将軍として軍を指揮し、平時には宰相として国政を担うことを指す四字熟語である。『旧唐書』李徳裕伝に典拠を持ち、卓越した能力を持つ人材が国家の要職を歴任する様を表す。