大患とは、深刻な心配事や憂慮すべき事態を指し、国家や組織などにとって重大な危機となるような懸念を表す。また、重篤な病気を意味し、生命に関わるような深刻な病状を指して用いられることもある。
外国からの侵略や圧力を受ける恐れを指す。国家の安全を脅かす外部からの危険を意味し、内政の混乱を意味する「内憂」と対をなす概念である。
国患とは、国家が直面する災難や心配事を指す語である。国難や国憂と同様に、国家の安寧を脅かす重大な危機や憂慮すべき事態を意味する。
後患とは、過去の出来事や行為が原因となり、将来に生じる可能性のある災いや心配事を指す。将来の禍根を断つためには、事前に適切な対策を講じることが求められる。
重患とは、生命の危険が伴うほど深刻な病状を指す。また、そのような重篤な状態にある患者そのものを意味することもある。
病気や怪我の治療を受ける人のことを指し、主に医師や医療機関の立場から見た呼称として用いられる。
病気や怪我によって異常をきたしている身体の部位を指す。
憂患とは、将来に対する深刻な心配や悩みを抱き、心が痛む状態を指す。身に降りかかるかもしれない災難や困難を思い悩み、気がかりでならない心情を表す。
無患子はムクロジ科の落葉高木で、西日本の山地に自生する。夏に淡緑色の小花を円錐状につけ、球形の果実を結ぶ。その黒く堅い種子は羽根つきの玉に用いられ、果皮に含まれるサポニンは石鹸の代用とされた。名称は漢名に由来する。
患得患失とは、得ることを恐れ、失うことを恐れるという意味で、物事に対する過度の心配や執着から、常に不安や迷いを抱いている状態を指す。『論語』陽貨篇に由来する四字熟語であり、利害得失にこだわりすぎて、心が落ち着かない様子を表す。
一朝之患とは、突然に生じる心配事や災難を指す四字熟語である。『孟子』離婁篇に由来し、予期せぬ出来事がもたらす苦難や不安を表現する際に用いられる。
予且之患とは、将来起こりうる災いや困難を事前に予測し、それに対する備えを怠らないことを意味する。故事に基づく表現であり、将来の危険を予見して対策を講じる賢明さを指す。
虎を飼い育てて後患を残すという意味で、敵となる者や害をなす者を甘やかして取り除かずにいると、将来大きな災いを招くことのたとえ。『史記』項羽本紀に見える故事に由来する。
『春秋左氏伝』襄公十一年に由来する四字熟語。普段から十分に準備を整えておけば、いざという時に憂い事が起こらないという意味で、備えの重要性を説いた教訓である。
「探卵之患」とは、卵を探す心配という意味で、将来の災いを未然に防ぐために細心の注意を払うことを表す故事成語である。『北史』の「斉・孝昭帝紀」に由来し、卵が割れることを恐れて慎重に扱う様子から、物事を扱う際の用心深さや、将来の危険に対する警戒心を強調する表現として用いられる。