天然のものに似せて、人の手によって作り出すこと。また、そのようにして作られたもの。
乱造とは、品質や適切さを顧みずに、むやみに大量に作り出すことを指す。特に粗悪なものを数多く生産する場合に用いられ、「粗製乱造」という成句でもよく知られる。漢字表記としては「濫造」と書くこともある。
変造とは、文書や貨幣などの形や内容を改ざんする行為を指す。特に公文書や金券類に対して不正な変更を加える場合に用いられ、原本の真正性を損なう操作を意味する。
学問や技芸などの特定の分野において、深く通じていること。また、その深い知識や理解の度合いを指す。
「造作」は、何かを行う際の手間や面倒を指す言葉で、主に「造作もない」という否定表現で、簡単にできることや取るに足らないことを表す。また、客をもてなすための食事や振る舞いを意味し、「ご造作にあずかる」などと用いられる。表記としては「雑作」と書くこともある。なお、「ぞうさく」と読む場合は、建築における内部仕上げなど別の意味となる。
「造作」は、家屋の建築や室内の仕上げ、建具の取り付けなど、建物の構造や内装を整えることを指します。また、転じて人の顔の形や目鼻立ちの様子を表すこともあります。なお、「ゾウサ」と読む場合は別の意味を持つので注意が必要です。
貨幣を製造すること。特に国家が鋳造・発行する硬貨の製造を指し、その業務を行う機関として造幣局がある。
法律に違反して、ひそかに物品を製造すること。特に酒類や銃器など、規制の対象となるものを非合法に作る場合に用いられる。
新造とは、新しく作り出すこと、あるいは新しく作られたものを指す。また、他人の妻、特に若い妻を指して用いられることもあり、江戸時代には武家や商家の妻女、あるいは若い遊女を意味した。後者の用法では「シンゾ」と読むこともある。
物事を成り立たせている各部分の組み合わせ方や仕組みを指す。特に建築物や機械、組織などにおいて、全体を形づくる要素の相互関係や構成のあり方を表す。
模造とは、本物を模倣して製造することを指し、そのようにして作られた製品自体も模造と呼ぶ。例えば、輸入時計が模造品であったり、模造紙と呼ばれるものがある。漢字表記としては「摸造」と書くこともある。
金属を高温で溶かし、あらかじめ用意した鋳型に流し込んで成形する技法を指す。主に器物や機械部品の製造に用いられ、鋳金や鍛造と関連する工芸である。
金属を加熱して柔らかくし、ハンマーやプレス機などで打撃や圧力を加えながら所定の形状に成形する加工法を指す。
品質を顧みずにむやみに多く製造することを指し、粗悪な製品を大量に生み出す状況を表す。「粗製濫造」という成語で用いられることが多く、「乱造」とも書く。
本物を模倣して作ること、またそのものを指す。特に工芸品や美術品などにおいて、原品に似せて製作された複製を意味する。
国家や組織など、新たな体制や秩序を初めて築き上げることを指す。特に建国や創始といった重大な事柄に用いられる表現である。
本物に似せて偽物を作ること、またその作られたものを指す。特に美術品や文書など、価値のあるものの模造を意味する。
大嘗祭において、神前に供える神酒の醸造を掌る役目を担う少女を指す。
律令制において宮内省に属し、酒や酢などの醸造を担当した役所を指す。表記は「酒司」とも書かれる。
御新造とは、新婦や他人の妻を指す語で、大正時代頃まで主に中流社会で用いられた。丁寧に言う場合は「御新造様」ともいう。また、「ゴシンゾ」と読む場合もある。
無造作とは、物事を深く考えずに軽い気持ちで行うさまを指す。手間をかけずに簡単に済ませる場合や、注意を払わずに不用意に振る舞う場合にも用いられる。
断面が三角形の木材を水平に積み重ねて壁体を構成し、柱を用いない建築技法を指す。古代の倉庫建築に採用され、現存する東大寺正倉院はその代表例である。井楼組とも呼ばれる。
天造草昧とは、天地創造の初期において万物が未だ秩序を成さず、混沌とした状態にあることを指す。転じて、世の中が乱れて定まらず、社会秩序が整わない状況をも表す。『易経』屯卦に由来し、「天造」は天が万物を創りなすこと、「草」は物事の始まりや乱雑さを、「昧」は暗く未だ明らかでないことを意味する。
造反有利とは、既存の権威や秩序に反抗することが、結果として自分にとって利益をもたらす状況を指す四字熟語である。主に、体制への反逆が成功し、新たな地位や権力を獲得するような文脈で用いられる。
造反無道とは、君主や主君に対して反乱を起こし、人としての道理を踏み外すことを意味する。権威に背き、倫理にも悖るような暴挙を指す四字熟語である。
粗製濫造とは、品質を顧みずに粗悪な製品を大量に製造することを指す四字熟語である。「濫造」は無計画に物を作り出す意であり、同義語として「粗製乱造」も用いられる。
「造次顛沛」は、わずかな時間も怠ることなく努力する様子、あるいは危急や慌ただしい状況を指す四字熟語である。「造次」は慌ただしい短い時間を、「顛沛」はつまずき倒れることを意味し、『論語』に由来する。
造化小児とは、運命や天命を擬人化して表現した語で、人生の浮沈や世の無常を支配するはかりしれない力を指す。もとは『新唐書』杜審言伝に由来し、人の運命を弄ぶものとして用いられる。
事実に基づかず、根拠のない言葉をでっち上げて広めることを意味する。人を陥れるような虚偽の言説や、根も葉もない噂を指す表現である。