土倉とは、室町時代に高利貸しを営んだ者を指す語である。土蔵造りの倉庫を建て、質草や金品を保管したことに由来する。読みは「どくら」や「つちくら」ともされる。
矢倉とは、城壁や要塞に設けられた、見張りや矢を射るための高い建造物を指す。転じて、遠くを見渡すための高い台、例えば火の見櫓を意味するほか、相撲や芝居で太鼓を打つ高い場所、盆踊りの櫓などにも用いられる。また、炬燵で布団を掛ける木枠である「炬燵矢倉」の略、相撲の技「矢倉投げ」の略、将棋の守備陣形「矢倉囲い」の略としても使われる。表記は「櫓」とも書く。
物品を保管・貯蔵するための建物や施設を指す。特に、商業や産業において商品や原材料を蓄えておく場所として用いられる。
慌てふためき、落ち着きを失って急ぐ様子を表す。突然の出来事に動揺し、冷静さを欠いた慌ただしさが感じられる。「蒼惶」の書き換え字としても用いられる。
着物を着た際に左右の襟が重なり合う部分を指し、特にその付近の胸元のあたりをいう。相手の衣服のその部分をつかむ動作から、争いや取り押さえる場面などで用いられる表現である。
船倉とは、船内において貨物や荷物を収納・保管するための区画を指す。漢字表記としては「船艙」の書き換え字として用いられ、「ふなぐら」とも読まれる。
旧日本軍において、規律違反を犯した兵士を収容する施設を指す。また、そのような行為に対して科せられる懲罰そのものを意味する場合もある。
柱を用いず、三角形などの木材を井桁状に組み上げて壁を構成した倉のことを指す。校倉とも表記される。
穀物を貯蔵する建物を指し、特に米蔵を意味する。「廩」もまた米蔵を表す漢字である。
母倉日とは、暦注において万事に大吉とされる日のことを指す。特に、婚礼や建築など、重要な事柄を始めるのに最も適した吉日とされる。
倉稲魂は、五穀、特に稲の生育を司る神霊を指す。宇迦御魂や稲魂とも表記され、その読みは「うかのみたま」のほか「うかたま」ともされる。
倉庫に物品を保管する際に発生する料金のことで、保管料とも呼ばれる。
小倉餡は、漉し餡に蜜煮にした小豆の粒を加えた餡の一種で、粒餡の食感と漉し餡の滑らかさを併せ持つ。その名称は、小豆の産地として知られる京都の小倉山に由来するとされる。