品質を顧みずに、むやみに大量に製造することを指す。特に粗悪な製品を数多く作り出す場合に用いられ、「粗製濫造」という成句で使われることが多い。漢字表記としては「乱造」と書くこともある。
濫読とは、特定の分野や系統にこだわらず、手当たり次第に様々な書籍を読むことを指す。読書法の一つとして捉えられることもあり、「乱読」と表記される場合もある。
許可なく無断で立ち入ること。また、乱暴に押し入ることを指す。「乱入」とも表記する。
山林の樹木を無計画に、あるいは過度に伐採することを指す。森林資源の持続可能性を損ない、環境破壊を招く行為として用いられる。「乱伐」と表記されることもある。
「濫発」とは、貨幣や手形、法令などを必要以上に大量に発行することを指す。また、鉄砲などの武器を無闇に発射する行為や、特定の言葉を軽々しく繰り返し口にする場合にも用いられる。表記としては「乱発」と書くこともある。
金銭や物資などを、必要以上に、あるいは無計画に使い果たすことを指す。特に、節度を欠いた無駄づかいの意味合いが強い。
魚類や鳥獣などの生物資源を、その生息数や繁殖力を考慮せずに過剰に捕獲することを指す。持続可能な利用を無視した乱暴な獲り方により、資源の枯渇や生態系への悪影響を招く行為であり、「乱獲」とも表記される。
多くのものが無秩序に並び立つことを指す。特に選挙において、少数の議席に対して多数の候補者が名乗りを上げる状況を表す場合が多い。「乱立」とも表記される。
濫吹とは、実力のない者が実力があるように見せかけ、その地位を占めることを指す。古代中国の故事に由来し、竽という楽器を吹くことができない者が合奏の中に混じって吹くふりをしていたことに基づく。転じて、能力不足にもかかわらず専門家や有能者を装う行為を意味する。
物事の起こりや起源を指す語で、長江のような大河も最初は杯から溢れるほどの小さな流れに始まるという『荀子』の故事に由来する。
「汎濫停蓄」は、水が広くあふれ出ては深くたまることを意味し、学識や才能が豊かで奥深く蓄えられている様子をたとえた表現である。韓愈の「柳子厚墓誌銘」に由来する四字熟語で、主に文章や学問の蓄積が広大で深遠であることを称える際に用いられる。
南郭濫吹は、実力が伴わないにもかかわらず、その地位や集団に紛れ込み、あたかも有能であるかのように振る舞うことを喩えた四字熟語である。故事は中国の『韓非子』にあり、斉の王に仕えた南郭という人物が、笛の演奏が得意でないのに楽士の列に加わり、合奏の中でごまかして俸禄を得ていたが、独奏を好む新王の時代になってその実力が露見し、逃げ去ったという逸話に由来する。
陳詞濫調とは、ありふれた内容で新鮮味のない、使い古された言葉や表現を指す。特に、陳腐で独創性に欠ける意見や主張を批判する際に用いられる。
粗製濫造とは、品質を顧みずに粗末な品物をやたらと大量に製造することを指す四字熟語である。「濫造」は計画性なくむやみに作り出す意であり、「乱造」とも表記する。
「嚆矢濫觴」は、物事の起こりや始まりを意味する四字熟語である。「嚆矢」は、戦の開始を告げる鳴り響く鏑矢(かぶらや)に由来し、転じて物事の発端を指す。「濫觴」は、大河の源が盃に溢れるほどのわずかな流れに始まることに由来し、同様に物事の初めを表す。これら二語を重ねて、その意味を強調した表現となっている。