基本情報
意味
きり、先のとがった形、するどい
読み方
音読み
訓読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
きり。木や金属などに穴を開けるための先の鋭い工具。
2
きりのように先の鋭くとがった形。円錐など、物体の形状を表す。
3
するどい。先端が鋭いこと、または比喩的に鋭い様子を指す。
熟語
円錐とは、円形の底面とその円周上のすべての点から、底面の平面上にない一つの定点(頂点)へと線分を引いて形成される立体図形を指す。底面が円であり、側面が頂点へと収束する曲面で構成される。
「引錐刺股」は、戦国時代の縦横家・蘇秦が学問に励んだ故事に由来する四字熟語である。眠気に襲われると錐で自分の腿を刺して目を覚まさせ、夜遅くまで書物を読むことを怠らなかったという故事から、苦学や刻苦勉励の姿勢を表す。
立錐之地とは、錐の先端を立てられるほどの極めて狭い土地を指す四字熟語である。転じて、わずかな余地や空間の喩えとして用いられ、特に「立錐の余地もない」という表現で、全く隙間がない混雑した状態を表す。その典拠は『史記』「留侯世家」に求められる。
「嚢中之錐」は、優れた才能を持つ人物は、たとえ多くの人々の中に埋もれていても、自然とその能力を発揮して目立つようになることを表す故事成語である。袋の中に錐を入れると、先端が袋を突き破って外に現れるように、真の才人は隠れていても自ずと頭角を現すという意味で、中国戦国時代の『史記』平原君伝に登場する食客・毛遂の故事に由来する。