基本情報
意味
かり、かりがね、カモ科の鳥の総称
読み方
音読み
訓読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
カモ科の水鳥の総称で、特に長距離を渡り移動する種を指す。
2
体は比較的大きく、長い首と尖った羽、特徴的な鳴き声を持つ。
3
主に湿地や湖、河口などの水辺に生息し、水草や種子を餌とする。
4
日本の文化や文学においては、帰るべき場所や家族、季節の移ろいの象徴としてしばしば登場する。
5
群れで、特にV字型を成して飛ぶ習性がよく知られている。
熟語
魚雁とは、魚と雁を指す語であり、転じて手紙や便りのことを意味する。この由来は、魚の腹中に手紙を入れ、雁の足に結びつけて伝えたという中国の故事に基づいており、古くは書簡の雅称として用いられた。
雁書とは手紙の雅称である。その由来は中国の故事にあり、漢代に匈奴に捕らえられた蘇武を救うため、漢の使者が「皇帝が雁を射落としたところ、その足に結ばれた手紙に蘇武の居場所が記されていた」と述べたという『漢書』の記述による。これに因み、雁書は雁信や雁札などとも呼ばれる。
雁木とは、桟橋や土手などに設けられた階段状の構造物を指す。また、積雪地帯において、民家の軒先から張り出したひさしの下を通路として整備したものを指す場合もある。後者は、冬期に雁が列をなして飛ぶ様子に似た、斜めに連なる形状に由来するとされる。
雁首とは、雁の頭部に似た形状から名付けられた語で、主に煙管の吸い口部分を指す。また、人の首や頭を俗に言う表現としても用いられ、「雁首を揃える」のように集団を整然とさせる意味で使われる。