日光が遮られて暗く、温度が低い状態を指す。主に食品や薬品などの保存に適した環境を表す際に用いられる。
暗鬱とは、心が重く沈み、晴れやかさを失った状態を指す。空模様や雰囲気が陰うつで、気分が塞ぎ込み、憂鬱な感じが漂う様子を表す。
暗愚とは、物事の道理を理解する知性や判断力に欠け、愚かなさまを指す。また、そのような性質を持つ人を指して用いられることもある。
当事者間でのみ理解可能な秘密の通信手段として、事前に取り決められた記号や符号を指す。外部に情報が漏れないよう、特定の規則に基づいて情報を変換したものである。
暗然とは、悲しみや憂いによって心が沈み、晴れやかでない様子を表す。また、物事の雰囲気や様相が暗く陰鬱であるさまも指す。漢字表記としては「闇然」や「黯然」を用いることもある。
表立たずに、ひそかに裏で争うこと。特に組織内などで、表面には出さずに権力争いや意見の対立が行われる様子を指す。
暗算とは、紙や電卓などの補助器具を用いずに、頭の中で数値の計算を行うことを指す。
楽譜を記憶し、それを見ることなく演奏できる状態にすること。
暗幕とは、室内を暗くするため、あるいは照明が外部へ漏れるのを防ぐために窓や出入り口などに取り付ける遮光性の幕を指す。
写真の現像や生物・化学の実験など、光の影響を避ける必要がある作業を行うために、外部からの光を完全に遮断した部屋を指す。
暗唱とは、記憶している詩歌や文章などを、何も見ずに声に出して言うことを指す。暗誦と同義であり、特に詩文をそらで唱える行為を表す際に用いられる。
月や星の光も届かず、深い闇に包まれた夜を指す。闇夜と同義であり、特に暗黒が支配するような情景を強調する表現として用いられる。
水面下に隠れて見えず、船舶の航行を妨げる岩礁を指す。
人に知られないようにひそかに流す涙。また、心の中で泣くことを指す。
歌舞伎における演技の一形式で、暗闘の中で無言で相手を探り合い、立ち回りをする場面を指す。舞台を暗転させ、音響効果や俳優の動きだけで緊張感を演出する手法であり、「黙り」とも表記される。
暗渠とは、水路の上部を覆い隠し、地表からその流れが見えないようにした構造を指す。通常は蓋を設けたり、地下に埋設したりすることで、水は流れているが外観上は判別しにくい状態にある。遊歩道の下などに設けられることが多く、対義語として水面が露出している「明渠」がある。
暗誦とは、書かれたものを見ずに記憶した文章や詩歌などを声に出して唱えることを指す。特に、文字を見ないでそらで言うことを意味し、暗唱と同義である。
暗剣殺とは、九星術における方位の一つで、子や召使によって危害を加えられる危険性があるとされる最も凶悪な方角を指す。
人に知られることなく、ひそかに物事を行うさまを表す。
疑心暗鬼とは、疑いの気持ちが強くなるあまり、実際には何でもないようなことに対しても不安を覚えたり、恐れを抱いたりする心理状態を指す四字熟語である。『列子』に由来し、「疑心、暗鬼を生ず」を略したもので、疑う心が暗闇の中に鬼を見出すように、根拠のない恐怖を生み出すことを意味する。
暗香蓊勃とは、梅の花のほのかな香りが辺り一面に立ち込め、盛んに漂っている様子を表す四字熟語である。特に月明かりの下で梅の香りが濃厚に広がる情景を指し、斎藤拙堂の『月瀬記勝』に由来する雅な表現である。
暗中摸索とは、手がかりや情報が乏しい状況で、手探りで物事を探求したり試行錯誤を重ねたりすることを意味する。暗闇の中で手探りで物を探す様子から転じて、確かな見通しもなく、暗中で模索しながら進むことを表す四字熟語である。
暗送秋波は、ひそかに秋波を送ることを意味する四字熟語である。秋波とは、秋の澄んだ水の波に喩えられる涼やかな美人の眼差しを指し、転じて人に媚びるような流し目を表す。ここから、こっそりと色目を使ったり、取り入ろうとしたりする行為を指して用いられる。
暗箭傷人とは、人目につかないところから弓矢を放って相手を傷つけるように、陰で策略を巡らせたり密かに中傷したりして他人を害する卑劣な手段を指す四字熟語である。
暗黒沈静とは、周囲が深い闇に包まれ、あらゆる物音が途絶えて静寂に満ちた状態を表す四字熟語である。暗黒は文字通り暗闇を指し、沈静は音もなく静まり返っている様子を意味する。
暗香浮動とは、闇の中を花の香りがほのかに漂い動くさまを表す四字熟語である。特に梅の花の、どこからともなく漂ってくる清らかな香りを指し、暗い冬のうちに感じられる春の訪れの兆しとして詠まれることが多い。中国宋代の詩人林逋の「山園小梅」に由来する雅な表現である。
暗香疎影とは、ほのかな梅の香りと、枝の間に漏れる月影が織りなす風情を表す四字熟語である。中国北宋の詩人・林逋が詠んだ「山園小梅」の詩句に由来し、清らかで奥ゆかしい美しさを象徴する。