内室とは、他人の妻を敬って言う語であり、特に身分の高い人の妻に対して用いられる。令夫人や令室と同義で、「御内室」などの形で使用される。
令室とは、他人の妻を敬って言う語で、令夫人や令閨と同様の意味を持ちます。主に書簡や改まった場面で用いられる表現です。
正室とは、主に武家や公家など身分の高い家柄において、正式に迎えられた本妻を指す。側室に対する語であり、家の格式を表す表座敷の意味も持つ。
古墳の内部に設けられた、遺体を納めた棺を安置するための部屋を指す。
岩をくり抜いたり積み上げたりして造られた住居のことで、自然の洞窟を利用したり、岩を加工して居住空間としたものを指す。石室とも表記される。
部屋、特に夫婦の寝室を指す。また、植物学においては、子房の内部を仕切る空間を意味する。
室家とは、人が住む家屋や住居を指す。また、そこに暮らす家族や家庭そのものを意味し、特に夫婦の関係を表す場合もある。さらに、他人の妻を敬って呼ぶ際の尊称として用いられる。
後室とは、家屋の奥まった位置にある部屋を指す。また、かつては身分の高い人の未亡人を指して用いられることもあった。
茶の湯を行うために設けられた専用の部屋や建物を指す。茶席や茶寮とも呼ばれ、露地を伴うこともあり、客人をもてなし茶を点てるための空間として、わび・さびの精神を体現する建築様式を持つ。
一人で使用することを想定した部屋、あるいは特定の個人に割り当てられた専用の部屋を指す。
宮室とは、天子や天皇が居住し政務を執り行う宮殿を指す。転じて、そこに住まう天皇や皇族、皇室そのものを意味することもある。
風呂を設置した部屋を指し、入浴のために用いられる空間をいう。湯気がたつような湿気を含む環境であることが多い。
正妻以外に持つ妻のことで、特に身分の高い人や武家などにおいて、正式な配偶者である正室に対して、その次に位置する女性を指す。
密室とは、外部から容易に出入りできないよう閉ざされた部屋を指し、特に外部との遮断が強調される空間を意味する。また、他者に知られることなく密かに設けられた隠し部屋という意味も持ち、秘密裏の活動や会合に用いられる場を示す場合もある。
寝室とは、主に睡眠をとるために用いられる部屋を指す。寝間や寝屋とも呼ばれ、住宅において休息や就寝のための空間として機能する。
写真の現像や生物・化学の実験など、光の影響を避ける必要がある作業を行うために、外部からの光を完全に遮断した部屋を指す。
継室とは、先妻の後に迎えられた妻を指す語で、後妻や継妻と同じ意味である。
室鰺はアジ科の海水魚で、本州中部以南の暖かい海に生息する。体の背面は青みがかり、腹側は銀白色を呈する。主に干物、特に「くさや」と呼ばれる独特の加工品の原料として利用され、夏の季語としても知られる。漢字では「鰘」と表記されることもある。
庵室とは、江戸時代の奈良において一般寺院を指す呼称である。当時、奈良では「寺」といえば興福寺を指すことが通例であったため、それ以外の寺院との混同を避けるために用いられた別称である。また、そのような寺院内に設けられた手習いのための施設を指す場合もある。
出家者や世捨て人が隠遁生活を送るための質素な住まいを指す。草庵や山小屋のような簡素な構造で、世俗を離れた静寂な場所に営まれることが多い。
「築室道謀」は、家を建てようとして道行く人にばかり相談するように、多くの者に当てもない意見を求めると、議論がまとまらず物事が成就しないことのたとえである。『詩経』に由来し、無用な意見が多くて方針が定まらず、結局は失敗に終わる様をいう。
芝蘭之室とは、香草を置いた部屋のことで、良い環境や立派な人々に囲まれた状況を喩える。『孔子家語』に由来し、人はその環境に感化されるものであるという教えを含んでいる。
学問や技芸の修練が深まり、奥義に達することを意味する。『論語』先進篇に由来し、師の家の座敷に上がり、さらに奥の間に入るまでの段階を喩えた表現である。
十室九空とは、十軒の家のうち九軒が空き家になっている様子を表し、戦乱や災害などによって人々が離散し、極めて寂れた状態を意味する。