基本情報
意味
おこる、勢いが盛んなさま、むっとするさま
読み方
音読み
訓読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
急に、または勢いよく起こるさまを表す。例:「勃起」「勃発」。
2
勢いが盛んなさまを表す。例:「勃興」「鬱勃」。
3
怒りや不快感で顔色が変わる、むっとするさまを表す。例:「勃如」「勃然」。
4
国名「勃牙利(ブルガリア)」の略称として用いられる。
熟語
牛溲馬勃は、牛の小便と馬の糞を指す四字熟語であり、一見すると取るに足らない、あるいは見苦しいものを喩える。転じて、価値がないと見なされる物事や、役に立たないものの代名詞として用いられる。一方で、「牛溲」を薬草の車前子、「馬勃」を茸の一種である馬勃菌と解釈し、どちらも有用な薬材であることから、些細なものでも役に立つことがあるという含意で使われる場合もある。
鬱鬱勃勃とは、内に秘めた力や気力が満ち溢れ、外に向かって勢いよく湧き上がる様子を表す。鬱鬱は深く豊かに蓄えられた状態を、勃勃はそれが活発に発現するさまを意味し、合わせて生気や意気が旺盛で充実していることを示す。
暗香蓊勃とは、かすかに漂う花の香りが次第に濃厚に立ち込める様子を表す四字熟語である。斎藤拙堂の『月瀬記勝』に典拠があり、主に梅花などの芳香が周囲に満ちあふれる情趣を描写する際に用いられる。