忠実とは、真心を込めて誠実に仕えることを指し、また物事をありのままに正確に再現する様子を表す。例えば、主君や教えに対して誠実な態度を示す場合や、事実や状況を細部まで正確に伝える際に用いられる。
忠実で誠実な心を持ち、真心を込めて仕え、偽りのないことを指す。主君や目上の人に対して誠実に尽くし、信頼に足る言行を貫く態度を表す。
忠誠とは、主君や国家などに対して真心を込めて仕え、決して裏切らないことを指す。忠実かつ誠実な態度やその心構えを表し、しばしば誓いや行動を通じて示されるものである。
忠勤とは、君主や主君に対して忠実に仕え、職務に励むことを指す。誠実な心を持って務めを果たし、怠ることなく勤めに精を出す様を表す語である。
忠実な心から相手のためを思って諫めることであり、またそのような助言や諫めの言葉を指す。
忠誠心と勇気を兼ね備えていること。また、そのような様子を表す。
忠告とは、相手のためを思って真心を込めて諭すことを指し、またその言葉そのものを指す。特に経験や知恵に基づき、相手の過ちを正したりより良い道を進むよう促す際に用いられる。
忠霊とは、忠義を尽くして命を落とした者の魂を指す。特に国家や主君に対する忠誠心に殉じた者の霊を意味し、その霊を慰めるために建立された忠霊塔などの語と共に用いられる。忠魂とほぼ同義である。
「忠実」を「まめ」と読む場合、主に誠実で勤勉な様子を指す。真面目に働く人柄や、怠けずに進んで体を動かして仕事に励む態度を表し、転じて健康で充実した暮らしぶりを意味することもある。なお「ちゅうじつ」と読む場合は別の意味となる。
忠恕とは、真心と思いやりを備えた心のあり方を指す。主君や人に対して誠実に尽くす「忠」と、他者を思いやり寛容に接する「恕」とが一体となり、人としての道を全うするための重要な徳目とされる。
忠誠の心をもって主君や目上の者に対して過ちを指摘し、正しい道へと導こうとすること。
手紙や文章を書くことを面倒がらず、こまめに筆を執る様子。また、そのような習慣を持つ人を指す。
面誉不忠とは、顔を合わせてはお世辞を言いながら、内心では誠実さを欠いている様子を表す四字熟語である。表面上は相手を褒め立てるが、その実、忠義心や真心が伴わず、裏表のある態度を指す。『大戴礼』「文王官人」に由来し、人を見る目について論じた一節で、外面だけでは人の本質は測れないという教訓を含んでいる。
忠勇義烈とは、主君や国家に対する忠誠心と勇気を兼ね備え、正義を貫く情熱が極めて強い様子を表す四字熟語である。忠義と勇気を示す「忠勇」と、正義への強い志と激しい気性を意味する「義烈」とが結びつき、揺るぎない信念と果敢な行動力を併せ持つ人物のあり方を言い表している。
忠孝両全とは、君主に対する忠義と親に対する孝行という二つの道徳をともに完璧に果たすことを意味する四字熟語である。中国唐代の詩人李商隠の文章にその用例が見られる。
忠実な諫言は聞き入れがたいものであるという意味。真心から出た率直な意見は、とかく耳に痛く受け入れにくいものだが、それこそが自分のためになる道理を表す。
君主に対して忠誠を尽くし、自国を愛することを意味する四字熟語。主君への忠義と祖国への愛情を一体のものとして捉えた表現であり、特に前近代の社会において重要な道徳観念とされた。
忠誠心が非常に厚く、他に比べるものがないほどであることを表す四字熟語。