基本情報
意味
家の奥まった部屋、奥深く知り難いこと、陸奥の国の略
読み方
音読み
訓読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
家の奥まった部屋や、家の南西のすみなど、空間的に内部や深い所を指す。
2
奥深く、容易には理解できないことや、物事の核心・神秘的な側面を表す。
3
日本の地名「陸奥(むつ・みちのく)」の略称として用いられる。
4
他人(特に身分の高い人)の妻を指す「奥方」などの語で用いられる。
5
川や山などが曲がりくんで入り組んだ場所(くま)を指すこともある。
熟語
江戸城の内部に設けられた区域で、将軍の正室や側室、および彼女たちに仕える女中たちが居住した場所を指す。男子は将軍以外は原則として立ち入りが禁じられており、幕府の儀礼や後宮の生活が営まれた。
奥深くて容易には理解できない様子。また、物事の本質や核心に通じるような、隠れた深みのある部分を指す。学問や思想、人の心情などにおいて、表面からは窺い知れないような深遠な境地や内容を表す。
陸奥(みちのく)は、かつての奥州に含まれた陸前・陸中・陸奥(むつ)・磐城・岩代の五国を総称する旧称である。語源は「道の奥(みちのおく)」の「お」が略されたものとされ、「むつ」とも読む。
奥書とは、書物の末尾に記される発行年月日や筆者名、由来などを記した文を指す。また、官公庁の書類において、記載内容の正確性を証明するために末尾に添えられる文をも意味する。さらに、芸道において奥義を伝授する際に授けられる証書のこともいう。
奥手とは、稲においては遅く実る品種を指す。また、草木や野菜・果物などが開花や成熟する時期が遅いことを表す。さらに転じて、心身の成熟が同年齢の者に比べて遅い人を指して用いられる。晩稲や晩生とも書く。