零敗とは、試合において一点も得点できずに敗北することを指す。また、一連の試合やシリーズを通じて一度も負けていない状態を意味することもある。
全集や揃い物の書籍において、一部が欠落して完全な状態でないものを指す。端本とも呼ばれ、例えば「五冊欠けた零本」のように用い、完本の対義語として扱われる。
零余とは、全体から主要な部分を除いた後に残るわずかな量を指し、余りや残余、はしたといった意味を持つ。主に金銭や数量において、端数や残りわずかな部分を表現する際に用いられる。
零雨とは、音もなく静かに降り注ぐ雨のことを指し、雨粒が細かくて軽やかな様子を表す。しとしとと降る小雨や、粉のように微細な雨を意味し、穏やかで繊細な雨の情景を想起させる表現である。
零下とは、温度が摂氏零度を下回る状態を指す。特に気象や温度計測において、氷点下の寒さを示す際に用いられる表現である。
草木などに降りかかり、しずくとなって落ちる露のこと。
物が落ちて砕けること、またその砕けたものを指す。転じて、非常に細かくて些細な事柄や状態を表す。
零細とは、規模が極めて小さく、細々とした様子を指す。特に企業や事業などにおいて、資本や従業員数がごくわずかである状態を表す際に用いられる。また、物事が非常に細かく分かれているさまや、量が微少であることの比喩としても使われる。
零時とは、一日の始まりを示す時刻であり、午前0時を指す。また、正午すなわち午後0時を表す用法もある。
零度とは、温度計の目盛りにおいて基準となる度数のことで、特にセ氏温度では水が凝固する温度を指す。これは氷点とも呼ばれ、温度測定における重要な起点をなす。
むかごは、ヤマノイモなどの植物の葉のつけ根に形成される球状のむかごのことで、食用とされる。植物学では珠芽(しゅが)や肉芽(にくが)とも呼ばれる。秋に収穫されることが多く、「ぬかご」と読まれることもある。
零丁孤苦とは、身寄りがなく孤独で、頼るべき人もいないために苦しみ悩むさまを表す四字熟語である。『文選』所収の李密「陳情表」に由来し、天涯孤独で困窮した境遇をいう。
零絹尺楮とは、極めてわずかな量の絹や紙を意味する四字熟語で、ごく僅かな物や取るに足らない些細な事柄の喩えとして用いられる。
凋零磨滅は、文物や典籍などが時の経過とともに朽ち果て、消え失せてしまうことを指す四字熟語である。「凋零」は草木が枯れ落ちる様子を、「磨滅」は摩耗して跡形もなくなることを表し、両者が組み合わさって、文化遺産が失われていく様を喩えた表現となっている。
孤苦零丁とは、身寄りがなく孤独で、困窮した苦しい境遇にあるさまを表す四字熟語である。「孤苦」は孤独で貧しく苦しむことを、「零丁」は頼るべき人もなく一人ぼっちで寂しい状態を意味する。白居易の「祭弟文」にも見られる表現で、時に「零丁孤苦」とも言う。
孤影飄零とは、落ちぶれて孤独にさまよう姿をいう。孤影は独り寂しく立つ人影を、飄零は木の葉が散るように流浪するさまを表し、天涯孤独の身で行く先も定まらぬ寂寥感をたたえた表現である。