基本情報
意味
さしがね、四角形、のり・おきて・きまり
読み方
音読み
訓読み
書き方
画数ごとの書き順
意味
1
直角を測るための定規、さしがね。建築や製図で正確な角度を測るために用いられる器具。
2
四角形、特に直角を持つ四角形を指す。
3
物事の基準や規則、おきて、きまり。社会や個人が守るべき規範や道徳的な指針。
熟語
矩尺は、金属製で直角に曲がった定規の一種であり、建築や木工などの分野で用いられる。かねざし、まがりじゃく、さしがねとも呼ばれる。また、この道具で用いられる長さの単位を指すこともあり、一尺は約三〇・三センチメートルに相当する。表記としては「曲尺」と書くこともある。
規矩とは、物事の基準となる規範や手本を指す。語源は円を描くコンパスを意味する「規」と、直角を測る曲尺を意味する「矩」に由来し、両者が組み合わさって行動や判断のよりどころとなる確かな標準を示す。
規行矩歩とは、定められた規則や規範に厳格に従って行動する様子を指す。転じて、古いしきたりや形式に固執し、状況に応じた柔軟な対応ができない融通のきかない態度を喩える表現としても用いられる。出典は『晋書』「藩尼伝」に遡る。
規矩準縄は、物事や行動の基準となる規範や法則を指す四字熟語である。規はコンパス、矩は定規、準は水準器、縄は墨縄を意味し、いずれも測量や工作に用いる道具に由来する。これらが転じて、人が従うべき確かな標準を表し、同じような意味の語を重ねて強調した表現となっている。出典は『孟子』離婁篇にある。